メモ魔

劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴのメモ魔のレビュー・感想・評価

4.2
シュタインズゲート無印を見てからこの作品を見ることを超絶推奨

シュタインズゲート以外の世界線記憶を強く持ち続けるために他の世界線へ存在が移動してしまう現象にクリスが立ち向かう話。

個人的に本編より好きだったレベルで好き
本編より感動的だけど本編と違って世界線移動がないからそこのわくわくが損なわれてるって感じかな。

本編で明かされることがなかったリーディングシュタイナーの内容が明かされた話。
この能力がデジャブの延長線上って設定はかなり上手い。ってか面白いなって思った。シュタインズゲートほんとに見てる人を作品に引き込むのがうまいよな。
デジャブって自分でもあったようななかったような記憶が急に頭をかすめるような感覚じゃん?
それが別の世界線の記憶なんじゃないかなんて言われたら普段生活でデジャブした時興奮止まらんわ笑

今回の話俺的超感動ポイントは二つ
・岡部がシュタインズゲートから姿を消し、記憶の改変が行われた後も、クリスが岡部の名を必死に思い出すシーン。
このシーンめっちゃ感動だった〜。
世界の理を強い記憶と想いが打ち破った瞬間って感じがして良かった。
こーゆー世界が決めたルールに対して感情で争う姿ってめっちゃ魅力的っていうか心を動かされる。
例えば
・SAOのアリス編でアンダーワルド人がルールを感情で破るシーン
・デトロイトでロボットに課せられた壁をロボットが自分の意志で破るシーン
ここら辺と似たものを感じてこのシーンは最高に好きだった

・過去改変を諦めたクリスが、ラボメンに岡部の記憶が微かに存在することを知り、行動では岡部を思い出してもらうために岡部を演じるが内心では思い出して欲しくないと自己矛盾を繰り返すシーン。
ここもめっちゃ感動だった。
ドクペをまゆりからもらうシーンもめっちゃ感動だった
[でもこれはクリスちゃんのじゃないよ?]
[岡部、オカリン]
[この名前を呼ぶと、心がほっこりする]
まゆりの記憶にも強く残るこの名前がラボメンの喪失感をしっかり表しててこのシーン感動

それと鳳凰院凶真の名前がクリスから来てるのには驚いたな。
このキャラクタがまゆりを救うことになり、このキャラクタが岡部倫太郎というキャラクタを作り上げていく土台になってたわけだ。

総評
4.2点‼︎
原作無印で薄かった感動的シーンが詰まった映画。
その分原作の最大魅力である世界線移動が無かったからワクワク感は薄かった。
±で換算して原作無印と同じ4.2点‼︎
※ただし原作無印を見た人に限る
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