カフカの「城」に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『カフカの「城」』に投稿された感想・評価

ハネケなりのカフカ。
小説のこっちが飲み込まれるような錯覚ではなく、ただ不条理な彼らを見るという断絶はハネケでした。
adeam

adeamの感想・評価

1.5

テレビ業界からキャリアをスタートしたハネケが久しぶりに制作したテレビ映画。
コミュニケーションの断絶を描くことの多いハネケは、そこに現代人への批判的な目線を込めがちで、人間への期待の裏返しを感じさせ…

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犬

犬の感想・評価

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そもそも『城』が未完作ということも知らなかった無知野郎だから相当退屈だけど、問答無用で忠実にぶった斬る姿勢がなんだかハネケっぽい。『ファニーゲーム』の二人が愉快に助手やってて笑う。
ヨウ

ヨウの感想・評価

3.5

「城」から雇われた測量師が「城」に一向に辿り着けない過程が何とも隔靴掻痒であり面白くもある。取り囲む奴らが全員異常で異常なことばかり起こる。まさにカオス。城とは何なのか。最後まで謎が明かされることな…

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んぎ

んぎの感想・評価

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間違いなくカフカだしハネケでもあった。もっとも、映画としておもしろいかは別の話だけれど。ナレーションに委ねすぎているきらいがある。
toshn

toshnの感想・評価

3.8

ずんぶん昔に読んだ長ーい原作をハネケが2時間にまとめてくれました。原作を完読するのは困難なのである意味ありがたい。カフカとハネケ、親和性は高そうだが意外と冒険はしていない感じ。
ハネケ色は希薄ながら…

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踊る猫

踊る猫の感想・評価

3.4

カフカとハネケ。なんとも面白い組み合わせだ。だが、出来上がったのはどこかビミョーな作品である。カフカの作品は基本的に未完であり、カフカ自身どこに落ち着くのかわからない自身のストーリーに翻弄されながら…

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scarecrow

scarecrowの感想・評価

3.2

カフカとハネケで通じるのは不条理の部分、説明しきれない物事や個人の論理などの間で揺れ動かされるKの様子をハネケがいつも通りのスタンスで撮りましたという感じだけど、違和感なく観れます
ただハネケ作品を…

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原作に忠実だからだと思うのだけれど、ただひたすらダラダラした会話だけで話が進んでいくのが辛い。登場人物もダラダラたくさん出て来るので、その人たちの話をされても覚えて無いので、よくわからないし集中力が…

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他者との価値観の相違、自身の希望の報われなさ、当初の予定とは異なる到達点、BGMの廃されたつくりも相まって、まるでkの人生そのものを追体験しているような作風に仕上がっている。

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