ヨウさんの映画レビュー・感想・評価

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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.4

「人生は夢の中の夢ね」

こんな素敵なセリフで始まるのに観終わった後には死にたくなるなんて…

(2023年製作の映画)

4.1

切腹のシーンで「早く死ねよバカやろう」はさすがに草
戦国時代って大河ドラマとかで綺麗に描かれることが多いけど、これが一番核心ついてるんだろうな。汚い人間たちによるドロドロな叙事詩でした。

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.0

最後の方マルホランドドライブみたいで非常によかった

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

デートで。
いつまでも脳内に靄が残り続けるような、不思議な感覚になる。
あの夏、お父さんはどんな気持ちでいたのか。
時を経て可視化されていく生きづらさ。
大人になって初めてわかる複雑な機微。
父と同じ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.3

まさか1400本目がこれになるとはな…
なんてタチの悪い映画なんだ…
何もかもが気持ち悪すぎて吐きそう。
全貌を目の当たりにした後も数々の謎と圧倒的な陰鬱を突きつける。
関わってくる奴らが全員信用でき
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

謎に包まれたまま公開された前代未聞のこの映画、どんなもんだったかというと『千と千尋』『もののけ姫』『ハウル』その他諸々が融合した魑魅魍魎たる世界を延々と彷徨い歩くっていうやつでした。何を言ってるのか分>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

母親がまずクズすぎるしそのもとで育ってる娘も普通にクソガキだしいろいろとピキッとくるのに背景の映像が余りにも美しくて次第に心が浄化されていくというこの初めての感情をどうすればよい。

ワンシーンワンシ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

旅映画を無性に観たい時ってありますよね〜
アメリカ横断旅してえなぁ。

まあこれは共感できるできないでかなり割れそうな映画やね。ヴィゴモーテンセンが頑固すぎて…
でもたしかにこういう教育してたら超ハイ
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.1

気味悪いし意味わかんないのに何かに取り憑かれたかのように見入ってしまう魅力がある。

誰にも理解されない僕たちの秘密。いたいけな少年少女の淡く美しい恋が眩くて眩くて。
常人じゃ到達できぬ芸術の域かな。
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

すんげえ!!
現代アニメーションの到達点ともいえるような圧巻の完成度に言葉が出ない…
最高峰のクリエイターたちが紡いだ最高峰の技術を全身で浴びるだけでもう100点満点。

それにしてもあの終わらせ方、
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.2

ウォンカーウァイがハリウッド進出するとこうなるのか(と思ったけど、これフランス製作なのね笑)
独特の世界観がそのまま落とし込まれててよい
名匠はどこで映画を撮っても面白い映画を撮れるってことか

なか
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

あぁダメだこれ…めちゃくちゃ喰らった…
序幕から抜けることのない異様な空気に悪寒が止まらず…
何だったんだろうあの気持ち悪さは…
多方面から心を傷つけられてもうボロボロ。
一般的な親の視点、板挟みにな
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.9

ほんとにずっと覚醒剤飲まされてる気分になった。
この映画に果たして現実や真実なんてものが存在するのか…
全てが虚構なのではないか…驚愕のラストも含めて…
脳味噌がぐちゃぐちゃになるくらいに恐ろしい混沌
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

絶大な人気を誇るシリーズのフィナーレに相応しい大作
ロケットの傷を思うと胸が痛くなってくる…
でもほんとによかったね😢
それぞれの在るべき形を導き出したガーディアンズの未来に幸あれ!
音楽のセンスが眩
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スーパー!(2010年製作の映画)

4.1

なんかすげえオモロい映画w
勧善懲悪に囚われないヒーロー物(?)ってやっぱり深みがあってよい
というか現実世界にヒーローが現れたらこの映画みたいになっちゃうんじゃないかな。
血飛沫マシマシのジェームズ
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.2

ぐぉぉ…なんだこの”しあわせ”は…
形容し難い気持ちとはまさにこのことか…
残酷にも似た幸福のかたち。
そりゃねえだろと思ってしまうのは我々が当事者じゃないから。たぶんそれだけなんだろう。本人たちが選
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殺しの烙印(1967年製作の映画)

4.1

何もかもがどエロいなぁ。
血と暴力と死とエロの匂いがそこら中に満ち満ちてやがる。
言葉にはできねえけどなんか凄えって思えるシーンで盛りだくさん。
美沙子の顔がアンナカリーナみたいに見えてきたのは俺だけ
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狩人の夜(1955年製作の映画)

3.9

手にかかれたLOVEとHATE の文字、めっちゃ記憶に残るな。
ロバートミッチャムの佇まいが恐ろしいこと恐ろしいこと…
今作、愚かな人間多すぎてなんかイライラしてくるよね笑
子供たちとあのおばさんだけ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.8

神ですこの映画
次元が違う
レベチって軽はずみな言葉なんかじゃ片付けたくない

もうほんとね、意味わからんくらい怖かった…
映画という媒体で観る者へこれほどまでに戦慄や恐怖を感じさせるなんて…黒沢清は
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.1

んん!?
なんかジワジワとクセになるな!?

姉と幼馴染に全てを狂わされた人生。
望むものがスルスルと手から落ちてゆくその有り様が哀しくて仕方がない。

あれだけ恋焦がれてた姉の幻影をいつまでも追いか
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.6

もうええってって叫びたくなるほど目を殺しにくる。
カルト教団で洗脳のために使われてそうな映画だった。
エンドロールまであれが続くのはさすがに引いた…
人間、極限状態に陥ると覚醒するってことか。
悪寒の
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.2

こんな芸術的な犯罪映画はじめて観た

ドランとブレッソンが手を取り合ったみたい

強烈に記憶に残るシーンで盛りだくさんすね

映像と音楽のセンス神懸かってやがるぜ

才能に満ち溢れた一本

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.5

とっっっっっっっっっっっても好き
何回でも観ていたいなこの恋の群像劇
どのストーリーも愛おしい
なんかクリスマスが待ち遠しくなった

クリスマスに素敵な恋がしたい
きっと自分にも訪れるさ
聖夜の奇跡み
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.3

映画的に凄いところ多すぎて逆に引く。
何だかピンとこないストーリーだけど見せ方で全部持っていかれた感じ。
死と隣合わせなあの長回しはもはや伝説だろ。
アルフォンソキュアロンってマジの天才なのだなぁと。
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.0

最後普通に泣かせにくるやん…

初っ端のカーチェイスから「これはなかなかすげえアクションじゃね?」と思わせてくるのは凄い。エイリアン退治物として非常によくできたつくりだと思う。

「サンキュー。バーイ
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.2

うぉぉ…これまた分からん…
だかしかしなぜか惹きつけられる…

とにかくドニーが加速度的に狂人化していく流れが堪らん。

その運命の日、何が起こるのか。

誰も予測がつかないままタイムリミットは迫る。
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