よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルースに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース』に投稿された感想・評価

ふかい

ふかいの感想・評価

3.8
各々が各々の男性性に取り憑かれていて、その抑圧の中で生きるしかない一人の女性。殴るシーンでの独特なカット割りはこの頃から片鱗を見せている

カサヴェテスにも構図で表現しようとしてみた時期があったのか
しかし撮り方は違っても紛れもなく一貫してカサヴェテスはカサヴェテス
起きた事実より起きてしまった状況を延々描写する




近くに座ってい…

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MaTsuMo

MaTsuMoの感想・評価

4.0
すっごい良かった。主人公がクズな加山雄三って感じでよかったな。
戦中・戦後メロドラマの残り香がありつつもちゃんとカサヴェテスだった。草野球での風通しの良さがかき消されるほどに哀感漂うフレキシブルな作劇。排水口からの一瞬のクローズアップが眼福。ゴースト≒カサヴェテス

カサヴェテス駆け出しの頃の"雇われ仕事"感がある、彼のフィルモグラフィとては異質な作品。と一般的には思われてるそう。
しかし、観終わってから振り返ると、"抑圧される女性""男の拗らせ"というカサヴェ…

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ryo

ryoの感想・評価

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カサヴェテスの映画は大抵それでいいのかと思いながら見続けていると最後の最後に奇跡としかいいようのない事態が起こる。よく考えると問題なんてなにも解決していないのだが、それよりはるかに大切な、生きること…

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菩薩

菩薩の感想・評価

3.9

ゴーストと言うからアルバート・アイラー的な何かと思いきやもっとカチッとしたジャズミュージシャンの話で、かつ型にハマるのを嫌う商業性と芸術性、経済性と自主性の相克の話でもあり、男らしさの金型の中でもが…

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Kumiko

Kumikoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンのむなしさ
Too Late感

パーティで出会ったジャズミュージシャンの男と駆け出しシンガーの女、ふたりだけで抜けがけ→女の家にいく→雰囲気よくなる→男「身売りするようなマネやめろ!明…

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60年代の雰囲気に浸る。曲がブルースには聴こえないのだけど、シェリー・マン、レッド・ミッチェル、ジミー・ロウルズ、そしてベニー・カーターら、一流ジャズメンの吹き替えでした。
あ

あの感想・評価

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主人公の顔がずっとキモくて性格もイタイ 誰も観客がいない公園で演奏して、野球混ざるシーン好き 女優さんめっちゃ綺麗 音楽良い

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