モノクロでも鮮やかさを感じる映画は数あれど、この作品のジェスの可愛さは凄い。薄ピンクの花びらか何かとしか思えないし眩しい。
ジェスと恋仲になるジャズ・ミュージシャンの音楽的葛藤を描いているが、時代…
ジョン・カサヴェテス監督二作目であり、メジャーデビュー作。ジャズ・ミュージシャンの話。
前作『アメリカの影』(1959年)はワークショップの延長線上の作品ですので、映画を作品として意識して作ったの…
2023年劇場鑑賞112本目。
カサヴェテス監督特集にて。監督2作目、後々の作品に感じる監督らしさが出まくっている。ジーナロウランズがいたら、彼女が演じただろうジェスというキャラ。最後の方はまさにこ…
LIVE,ビリヤード場,バンドメンバービール無断飲み,店主怒り,歌手女ピアノセッション,即興,不知曲,泣き,ジューク曲選び,ゴースト,バー,ミキサー,オリジナルカクテル,クレーム・ザ・マントがぶ飲み…
>>続きを読むストレンジャーのカサヴェテス特集にて。
監督2作目でパラマウントと撮った作品。本当はインディペンデントで撮りきったものから見た方がいいのだろうけど、初カサヴェテス。
当時の感覚で見ないと、または…
突然始まる野球試合の光景があまりにもカサヴェテス的で感動したし、そのインチキさ加減にはほとんど涙が出るほどに幸福を感じた。
鏡が「実際に」身体を解体する悲劇性を帯びる直前、ニックのバーの入り口を外…
成功を夢見るジャズバンドのリーダーの男と美しい女性シンガーの話。
『こわれゆく女』に似た印象。
長回しで撮られる幸福で和やかな会話の言葉が少しずつぎこちなさを持ち始めて、やがて衝突が起きて、誰かの…
やっぱり野球のくだりと平行移動するカメラが素晴らしい。
ファールボールになることで、走る意味もプレーを続ける意味も失われ、それでも遊びが無意味に続けられる。純粋に走ることの運動性と喜びが浮かび上がる…
このレビューはネタバレを含みます
スタジオシステム健在の時代の幻となっていた(らしい)作品
映画とジャズ、ジャズとカサヴェテスの親和性が凄まじく高いのだと思わされる。
撮影に関しては細かく小技を見られるので満足。本筋と関係ない話…