このレビューはネタバレを含みます
いつもの事だが、今回は特にどう書こうか混乱している。いっそなぜ平均が5点じゃないんだと文句垂れて終わろうと思ったが、それではこの映画に失礼な気がしたためやはり例の如く長々と書くことにした。
始まり…
「絞殺魔」(1968)「マンディンゴ」(1975)などのリチャード・フライシャー監督の初期作。
マフィア幹部の未亡人を大陸横断鉄道で護送する刑事を描く傑作フィルム・ノワール。撮影日数はわずか13日…
1952年公開の傑作ノワール。ありきたりな前置きや不粋な説明を省き、幕が開けて直ぐに物語が動き出す隙の無い冒頭のシークエンスにさっそく痺れる。真珠のネックレスが千切れて階下へ転がり落ちるシーンの見事…
>>続きを読む凄く無駄の無い映画で、71分の中に二度三度のどんでん返しがあり、敵か味方か解らない、疑心暗鬼サスペンスになっている。冒頭から展開が早いので、あっという間に終わってしまった。これは、傑作と言われるのも…
>>続きを読む世界一面白い映画。71分という簡潔さ。脚本、空間、演出、と画面が充実してる。車内の奥行きと扉の開閉や人物造形(巨漢と子供)でサスペンス。白の映える首飾りが暗殺者の足元に落下→パンアップすると黒で潰れ…
>>続きを読む大陪審で証言するため殺されたマフィアの妻の持つ収賄リストを巡り、マフィアの妻を列車で護衛護送する刑事とマフィアの殺し屋、刑事を大金で取引させようとする男などが狭い列車内で暗躍する余計なものを省いた一…
>>続きを読むなるほど確かにおおよそ無駄という無駄が見当たらない映画である。台詞回しは最低限だし、カット割りにも無駄が無く、カメラワークと照明が弛緩する瞬間は微塵も無い。劇伴に関しても、bgmは一切使わず列車内の…
>>続きを読むすーーげーーー!これはおもしろい!!!
評価高いのも納得!!!
詳しい事は何も言えないし、何も言いません。
70分でこのおもしろさ完璧すぎる。
思わずニヤニヤしてしまう伏線の回収。
お洒落なエンド…