いつの時代も男と女(夫婦)ってこうなのかな…
これだけ客席で笑いが起こる映画は初めてかも。
人生経験豊富そうな方々が多かったので、みなさん私と同じように自身の人生を省みていたのかしら…
あの終わ…
シリアスさとコミカルさの共存した台詞の応酬の魅力。
夫婦(家族)は最も近い他者である。
故に室内シーンで多用される奥行きのある部屋1にいるAさん、部屋2にいるBさんを同時に捉える構図によってその境…
仮にもし本作が小津安二郎『晩春』の続篇だと仮定してみたら急に面白みが湧いてきた。
細部を見ると台詞の掛け合い一つ一つにかなり神経が使われているが、全体は大味にならないように小気味よくまとまっている…
おい、
〜しろ!"お前"、命令口調。成瀬監督のコミカルな演出と、小津作品とは異なる原節子の魅力で描かれる、倦怠期の夫婦。"奥さん"という言葉のように、男と女の時代性もあってのステレオタイプな役割分…
成瀬巳喜男3本目、1番好きかもしれない
戦後間もない頃から既に、家父長的な夫婦の在り方に対する反発みたいなものってずっとあるんだな(ってドライヤーの「家庭」観た時も思った気がする)
そんなクソしょう…
岸田國士の複数の戯曲を水木洋子が脚色した。原節子と佐野周ニの夫婦は結婚4年目にして倦怠期を迎えている。1956年の作品ゆえ亭主関白な家庭も多くあったろうが、今こんな横柄な旦那はそうそういないだろう。…
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