素晴らしき放浪者に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『素晴らしき放浪者』に投稿された感想・評価

Ray

Rayの感想・評価

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室内劇っぽい停滞にちょっと退屈しちゃって、これは会話よりミシェル・シモンの演技に注目すべき映画なのでは?と思ったが、教授いわく傑作だと。確かに最後は美しかった。

家に外から野蛮さを持ち込むミシェルシモンはドアを木のように捕まり女を足で捕まえ、テーブルを草原に寝転がるように使い、床を水で水浸しにする。古本屋夫妻は救出とラスト以外は外からでないゆえの入り口から見…

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ぎぎぎ

ぎぎぎの感想・評価

5.0
舌を出す。肩をすくめる。扉の縁に捕まって空中十字固めする。脈絡無く逆立ちする。粗野で自由な肉体の喜び、、、と川!!!
Genichiro

Genichiroの感想・評価

4.3

プーデュが家の中を荒らしまわる姿が不条理すぎて怖い。「ルノワール」だから、どうしても絵画と比較されることが多いし、明らかに意識しながら作っていたのは間違いない。しかし一枚絵の美しさではなく、運動性こ…

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水に流すのではなく水に流れていく、とち狂った浮浪者の人生。自然発生的なユーモアではなく、あたかも凡ゆる仕来りをわかった上で全部外してきているような身軽さにツボる。ずっと気になっていた早稲田松竹も素敵…

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西東京

西東京の感想・評価

5.0
モラルや既成概念を破壊し、社会から解放され、真の自由を手に入れてから生は輝き出す。エレガントでアナーキー。愛することと人生の肯定。
Ridenori

Ridenoriの感想・評価

3.0

生命を拾ってもらったのに傍若無人な態度でなりふり構わず恩人に迷惑をかけまくる。手塚治虫のばるぼらを想い出した。
とはいってもばるぼらにはちゃんと「ミューズ」としての役割があり、ブーデュはただやりたい…

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ブーデュの身勝手な振る舞いが物語とはいえ途中から耐えられなくなり嫌悪感高まる中、強引に関係を結んだ相手が本気になってしまい立場が逆転するあたりから喜劇なんだと受け入れられて最後は面白く観ることができ…

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花椒

花椒の感想・評価

3.7

早稲田松竹でフレンチ・カンカンとの2本立て

[本屋の主人は今で言うところの家庭内別居。住み込みの店員と家政婦兼務とは懇ろに。ある日、セーヌ川に飛び込む浮浪者を見て助けてからその浮浪者を家に住まわせ…

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かったり〜から死んじゃおってな感じで川に身投げした流浪の男 腕を広げたり閉じたりする謎の心肺蘇生法で水抜きされて、彼を助けたブルジョワ家庭に転がり込むんだけども、靴ひとつ磨くだけで家中を無っ茶苦茶に…

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