家に外から野蛮さを持ち込むミシェルシモンはドアを木のように捕まり女を足で捕まえ、テーブルを草原に寝転がるように使い、床を水で水浸しにする。古本屋夫妻は救出とラスト以外は外からでないゆえの入り口から見…
>>続きを読むプーデュが家の中を荒らしまわる姿が不条理すぎて怖い。「ルノワール」だから、どうしても絵画と比較されることが多いし、明らかに意識しながら作っていたのは間違いない。しかし一枚絵の美しさではなく、運動性こ…
>>続きを読む水に流すのではなく水に流れていく、とち狂った浮浪者の人生。自然発生的なユーモアではなく、あたかも凡ゆる仕来りをわかった上で全部外してきているような身軽さにツボる。ずっと気になっていた早稲田松竹も素敵…
>>続きを読む生命を拾ってもらったのに傍若無人な態度でなりふり構わず恩人に迷惑をかけまくる。手塚治虫のばるぼらを想い出した。
とはいってもばるぼらにはちゃんと「ミューズ」としての役割があり、ブーデュはただやりたい…
ブーデュの身勝手な振る舞いが物語とはいえ途中から耐えられなくなり嫌悪感高まる中、強引に関係を結んだ相手が本気になってしまい立場が逆転するあたりから喜劇なんだと受け入れられて最後は面白く観ることができ…
>>続きを読む早稲田松竹でフレンチ・カンカンとの2本立て
[本屋の主人は今で言うところの家庭内別居。住み込みの店員と家政婦兼務とは懇ろに。ある日、セーヌ川に飛び込む浮浪者を見て助けてからその浮浪者を家に住まわせ…
かったり〜から死んじゃおってな感じで川に身投げした流浪の男 腕を広げたり閉じたりする謎の心肺蘇生法で水抜きされて、彼を助けたブルジョワ家庭に転がり込むんだけども、靴ひとつ磨くだけで家中を無っ茶苦茶に…
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