クレーヴの奥方の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『クレーヴの奥方』に投稿された感想・評価

Qbrick

Qbrickの感想・評価

5.0

オリヴェイラの「顔」への執着、死んでいく人々、足を引きずる人、扉とガラスの魔力、彼方からの手紙。葬送の物語。視線の力学が作動した時から結末は決まっている。
終盤、フレームの外へ退場していく人物たちに…

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サックス,LIVE会場,宝石見繕い母子,パーティ,ピアノ演奏,ペドロLIVE,夫婦パリ居住,結婚式ペドロ招き,シャルトン夫人別荘寝込み,ペドロ写真盗み,母死去,葬式,面会拒否,修道院,テレビ鑑賞,元…

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木

木の感想・評価

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やばいシーンはたくさんあるがアブルニョーザの曲が全然ピンとこなかったので最高、とはなれず

鑑賞記録。

マノエル・ド・オリヴェイラ。
主演はマルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの娘、キアッラ。
監督作品の常連、レオノール・シルヴェイラ、ルイス・ミゲル・シントラの出演も嬉しい、…

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ラファイエット夫人による17世紀のフランス古典文学を、舞台を現代の上流階級の集う社交界に移して描く。

宝石店の娘カトリーヌは、熱烈にアプローチする青年フランソワの愛に応えることなく、医師のクレー…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0

本作は17世紀の古典恋愛小説を、道徳と精神性を断承しながら、時代のみを現在のパリに置き換えて物語る実験的な試みを、洗礼された映像で包み込んだ、恋愛映画の傑作とされているキアラ・マストロヤンニの気品あ…

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atsuki

atsukiの感想・評価

5.0

はじめの切り返しで視線が交錯していた。同じ空間にいるという根拠もない、虚構でしかないのに、何かに惹かれるようにふりむくことで、男女が見つめ合うだけで恋愛の劇がはじまる。つまり、視線の劇。しだいに視線…

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夫が亡くなってからの、有名歌手の迫り方が、奇妙な単旋律の音楽(執拗なインターホンで途切れる)と相俟って、急にサスペンス風の演出になるけど、オリヴェイラ的には「こんなのも出来るんだよ?」感があって、マ…

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やーち

やーちの感想・評価

3.0
また堅苦しい古典映画だろと思ったが、俗な映画だった。サックスから入るとは。一目惚れでドキドキしたところで実際うまくいかなそう。
Baad

Baadの感想・評価

4.5

はづかしい恋心、

不思議な、瑞々しさに満ちた映画。

ヒロインの感情の動きはまるで少女のようで理解できなくはないのだけれど、不思議。

真面目にこのようなことに悩める感受性が羨ましくもあり、あほら…

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