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クレーヴの奥方のアガナシInOUsのレビュー・感想・評価

クレーヴの奥方(1999年製作の映画)
4.2
夫が亡くなってからの、有名歌手の迫り方が、奇妙な単旋律の音楽(執拗なインターホンで途切れる)と相俟って、急にサスペンス風の演出になるけど、オリヴェイラ的には「こんなのも出来るんだよ?」感があって、マジ才能だよ。全然そんな映画じゃないし。

駆け出し仏文学徒として、原作を読んでないのが悔やまれるけれど、『アブラハム渓谷』ほど挑発的(?)には見えない。
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