2024-179
"苦しみがなければ幸せも希望もない"
ずっと暗い描写、映像が160分続く
タルコフスキーの映像美
水も火も根源的な生の有り様
人の欲望と希望と絶望と
望みあるもの、普遍的なこと
地球外知的生命体が立ち寄り、その後に残された人智を超える領域「ゾーン」。同地で生活の糧を得る「ストーカー」を描いたアンドレイ・タルコフスキー監督作品。ストルガツキー兄弟の原作を読了しての再鑑賞。兄弟…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2022/09/23
この映画は何を言っているのだろう。幻想的な映像、難解な台詞、長回し。目眩と眠気を同時に感じる。タルコフスキーは3作品目だが、全部そうだった。でもなぜ…
このレビューはネタバレを含みます
砂場のシーン、部屋からの3人をみるシーンがいい。
皆、自分の汚い欲望、深層心理を見たくない、見せたくないからと部屋には入らない。
ゾーンから付いてくるからと黒犬を連れ帰るストーカー。
黒犬は純真無…
■なんだろう…この麻薬のような中毒性のある映像とジメッとした質感。
■10代の時に初めて観て以降「ふと観たくなる」ことがあって、その度に新しい発見がある。“黒い犬”は一体何なのか?
■原作も10代の…
「ストーカー」は空間性に関する戦略で映画にSFを引き寄せてみせたという感じがする。
それは、サイエンスを見せなくても映画はSFに達するというほどの意味にほかならず、例えば、いったいどこで撮っているの…