名刀美女丸の作品情報・感想・評価・動画配信

『名刀美女丸』に投稿された感想・評価

溝口ってだけで高評価するわけじゃないけどこれは本当に面白いし、67分でちゃんと序破急ある。切腹がギャグっぽく使われてるの初めて見た。

終戦直前の経済状況が伝わってくるフレームの狭隘さは、花柳章太郎…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:時代劇:松竹〗
1945年製作で、恩師を殺された若い刀鍛冶が、名刀作りから復讐を果たそうとする姿を描いた時代劇らしい⁉️

2024年146本目
mam

mamの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

恩人の仇討ちのための刀を一心不乱に打つ刀鍛冶(花柳章太郎)の、火花飛び散る躍動感すごい。(生き霊みたいな幻想の娘が現れ刀鍛冶に参加してるのちょっと面白い)

想いを寄せる恩人の娘(山田五十鈴)に刀を…

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映の会

映の会の感想・評価

5.0

日本映画|1945年|67分
名刀作りに精を注ぎ、主人の敵を打とうとする、刀鍛冶の若者の執念と恋。映画のシンプルな魔法があります。戦時中にまともなものを撮らせてもらえなかった時期のやっつけ仕事らしい…

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某アニメの「刀鍛冶の里編」が耳目を集める昨今、刀鍛冶が主役を務める本作を見るのには、ちょうど良いかもしれない。
 舞台は幕末、とんだ「なまくら刀」を捧げてしまったせいで結果的に主人を死なせてしまった…

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まさかの山田五十鈴シャウト&オーバーラップ。話は単調ながら鎚を打つシーンに熱気がこもる
溝口作品の中でも低評価とされているが言うほど…? というのが正直なところ。

溝口健二の長回しにはグルーヴがある。決して長回しのための長回しとはならず、芝居を主体として必要に応じたカット割が為されている。凡百の長回し映画や近年流行りのスローシネマとはまるで違う。
溝口の長回し…

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長回しの引きショットに力がこもり、刀打ちのシーンの光が幽霊を幻視させる。佇まいとミニマムに映画をみせる
anneleia16

anneleia16の感想・評価

3.3

まってお嬢様って山田五十鈴だったの?!??!?!!?モガの山田五十鈴じゃないと気づかないよ、全然山田五十鈴っぽくなかった
音楽すら溝口っぽくない 国策映画なのもあってあまり好みではなかった
あと舘様…

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鍛治を長回しで運動として撮るのはジャック・ベッケルの『穴』みたいな気概で、真剣に刀打ってるのがめちゃくちゃ笑えて面白かった。
やっぱ溝口は女性をちゃんと描かないとダメだよ。
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