東映YOUTUBEにて。何度か映画化されている沓掛時次郎。餡かけじゃない方の本家時次郎だ。今作は錦之介バージョン。サブタイトルがついてるし錦之介で何作か作られてるのかと思ったが、今作だけだったのね。…
>>続きを読む 「コイツは俺と違ってソロバンが弾けねえ野郎だった。弾けねえばっかりにお前達のソロバンに弾かれて死んじまった!」
開始20分で渥美清退場させるの勿体無さすぎるだろ!
正直、時次郎とおきぬとそ…
やはり渥美清が絶好調なのが全体からすると浮いてる。正直あのテンションで一本見たいのです。
敵にも味方にも礼を欠かさない男の狂気的な優しさを、滴る流血の連鎖でぐずぐずにしていく湿度の高い画面。錦之助の…
ずっと引き込まれて観た。
一年の時の流れを表すのに、真っ黒な画面に雪の降るような白い模様が流れ、続く時次郎が宿屋の女将に越し方を友だちの話として語る長廻しのシーン、忘れ難い印象を残す。
江戸時代、人…
このレビューはネタバレを含みます
"レジェンド&バタフライ"の大友監督が東映時代劇のYoutubeチャンネルでおすすめしてた東映時代劇3選の中の1本、2作目。
萬屋錦之介さんが東映を円満退所する、その最終4作の一つ。
渥美清さん…
渡世人の掟にがんじがらめになり、最愛の人への想いを遂げられなかった時次郎とおきぬのドラマは股旅もののパターンを超えて至極の恋愛映画へ。二人は分別があるがゆえに会えば他人行儀になってしまい、お互いの本…
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1966年製作公開。原作長谷川伸。脚色鈴木尚之 、掛札昌裕。監督加藤泰。大昔、一度観た記憶があるのでどこだったかなと調べてみると、明大/駿台祭だった。
神保町シアター 俳優・渥美清――「寅さん」だ…
気ままな旅を続けてきたやくざ者の時次郎の話。
渡世の義理によって行動を強いられる場面もあるけど、任侠映画的な義理と情の対立というより、惚れてはいけない女に抱いてしまう情とその気持ちを押し留めようと…
一宿一飯の恩義の為に捨て駒のように扱われる“渡世人の虚しさ”を、テーマの一つとして明確に盛り込んだのが成功の秘訣だろう。 東映時代劇の二大アイドルだった錦之助と千代之介の“殺し合い”が、時代劇の終焉…
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