『猿の惑星/キングダム』と『ゴジラ×コング新たなる帝国』、こっそり入れ替えて上映しても誰も気づかない説。
表情だけでも感情が読み取れる猿CGの進歩には目を見張るが、ちょっと長いかな。
人間>>続きを読む
YouTubeで配信されてた時に何度となく観てたけど、これを劇場で観る機会を逃してなるものか!と県外に遠征してきた。(上映館少なすぎる…)
レースの迫力が凄い!っていうのは言わずとも分かることだ>>続きを読む
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あの急に梯子を外されたようなラストは、今までも濱口監督が繰り返し描いてきた「親密な間柄でも分からない部分はあるよね」というテーマを自然に当てはめたからだと思う。
「自分たちが不勉強でした。この町>>続きを読む
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「三池崇史の新作サイコパス映画なのにヌルい!」っていう意見もあるけど、個人的には三池崇史=サイコパス映画というイメージを逆手に取ってきて「そうきたか!」という驚きがあった。
R指定付いてない時点>>続きを読む
10代の頃に『RackaRacka』の動画を観てたから、もっとジャンプスケアやスプラッターな表現があるのかと思ったけど、『ヘレディタリー』のような″厭映画″の系譜で少し面食らった。(あの弟の自傷シー>>続きを読む
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世界観がよく分からない…。
途中から絶滅危惧種のための百貨店ということが明かされるけど、幼少期の秋乃はどうやってそこにやって来たのか?
大きさや習性の異なる動物たちのための百貨店なら、『ズート>>続きを読む
前作よりもだいぶ登場人物の数を絞り、怪獣(というよりほとんど猿)同士のやりとりにフォーカスしてるのが良かった。
その分、怪獣たちが人間味出しすぎちゃってるとも言えるけども、怪獣映画で人間同士のい>>続きを読む
序盤から、亡くなった父親の思い出を辿る話なのが解るし、作画が凄く抽象的なのも″不定形な人の思い出″がテーマだからか!と思い、「これは名作なんじゃないか!?」って前半は感じてたんだけど……
母親が>>続きを読む
テロで妻を亡くしたアントワーヌ・レリスが、フェイスブックでそのテロリストに向けてタイトルの言葉を綴った実話の映画化。
そこだけ切り取ると「聖人だな〜」と思うし、SNS上の投稿は記録として残るから>>続きを読む
女優マドレーヌのバディ的立ち位置の弁護士ポーリーヌは前半の裁判シーン以降は空気なんだよな。
その上イザベル・ユペール演じる大女優オデットの登場が唐突だから、だったら最初からもっとマドレーヌとオデ>>続きを読む
承認欲求を拗らせた現代人を描くのに、SNSやYouTubeを用いないのは回りくどくない?
本作のヒロインを″承認欲求モンスター″として描いてるけど、現実のSNSに蔓延ってるインプレゾンビやバイト>>続きを読む
もちろん警察が悪いんだけど、リアルタイムで進行しているから、安全確認に来てドアの前で40分以上待ちぼうけを食らってイライラを募らせる側の気持ちも分かるようになっている。
強引なやり方についていけ>>続きを読む
池松壮亮が一人二役やってるけどそこまで振り幅が出せていないし(本人の演技力というよりは脚本の問題?)、先輩ピアニストの仲里依紗やバンマスの高橋和也も相応の演奏を見せるわけでもなし、銀座を仕切る松尾貴>>続きを読む
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主人公の目的が最終的に皇太子妃と若殿の仇討ちなら、弟の存在いらなくない?
主人公が宮廷入りするところから物語を始めたら導入がスッキリすると思うけど。
っていうか、皇太子妃と若殿の死をテロップ>>続きを読む
まさにフランス版『羅城門』
最後までヒロインが善人なのか悪人なのか分からない緊張感。
夫婦で脚本を書いてるからか、中盤の夫婦喧嘩の生々しさが凄い。
ただでさえ3時間ある上、ノーランお得意の時系列を入れ替えた構成だから一度の鑑賞で100%要素を咀嚼できてはいない。
『メメント』みたいにモノクロパートとカラーパートで2つの時間軸だけならまだしも、>>続きを読む
だから『アクロス・ザ・スパイダーバース』とかの話が途中で終わる映画はレビューが書きづらいって!
頭上に浮いてる″母艦″が、震災やらコロナやらで現代人が抱えている将来に対する漠然とした不安感のメタ>>続きを読む
今年暫定一位!
原作が中国の小説だからか、中国や韓国のノワール映画っぽい雰囲気。
それに、沖縄が舞台というのもあって『ソナチネ』っぽい感じもある。
途中に挿まれる東昇(岡田将生)のイメー>>続きを読む
イルミネーションには、過去に『ペット』という『トイ・ストーリー』の二番煎じ作品があったので本作も『ファインディング・ニモ』の二番煎じなのかな?と思ってたけど、飛翔シーンのダイナミズムとグウェンの可愛>>続きを読む
前作を観た時は「クライマックスがタイマンのチャンバラって地味じゃね?まあ本番は次回からか…」と思ってたけど、結局今回もチャンバラで〆かい!
原作がそうだからと言われればそれまでだが、だったらそも>>続きを読む
とにかく横浜流星が凄い。
この人は清廉なイケメンよりもこういう汚れててギラギラしてる役柄が似合う。
ただ、その横浜流星演じる翔吾と広岡(佐藤浩市)はお互いに不公平な判定で負けた経緯があるのに>>続きを読む
前半はずっと居酒屋内で話が展開していくから、「戦後の日本をワンシチュエーションで描くのは新しいな」と思ってたら、後半からは普通に外の世界を見せるのはどっちつかずに感じた。
その後半に描かれる「戦>>続きを読む
『インセプション』×『AKIRA』みたいな感じ?
ノーランが150分くらいかけて描きそうな内容を93分でサクッとまとめてるのは良い。
「これは幻術か!?」「なんのッ!幻術返し!」「いや、これ>>続きを読む
東映のオールスター大作だけど、本作よりずっと低予算の『ベイビーわるきゅーれ』の方がよっぽど凝ったアクションやってるよ。
アクションの見せ方が単調だし、リアル系でもなければジョン・ウー映画のような>>続きを読む
頭空っぽにして観るポップコーンムービーなのは良いんだけど、話が無駄に二転三転していって、それに連れ説明パートも長くなって行くので冗長に感じた。
説明パートに尺を割かれてマシュー・ヴォーン十八番の>>続きを読む
自分が一番接種している娯楽は映画だけど、人生で一番影響を受けた″創作物″は中学生の時に出会ったゲームの『メタルギアソリッド』である。
その生みの親である小島秀夫監督のドキュメンタリーがまさかのD>>続きを読む
前作に比べるとだいぶあっさりしてるな。
青木崇高は中ボス程度の格だし、國村隼とは対峙しないままほったらかし。
今後再登場する予定があるのかな?
本作は『鬼滅の刃 無限列車編』のように原作ストーリーの一部を切り取って劇場アニメとして描いてる作品だけど、研磨が黒尾、猫又監督、日向らと出会う場面を回想シーンで見せてくれるから「研磨がバレーボールの>>続きを読む
本作に比べたら『ヘレディタリー』や『ミッドサマー』は″水割り″だったんだな…。
というかデヴィッド・リンチ味が増してきている。
それは良いとしても、3時間もやる必要があったのか。
僕は必>>続きを読む
三宅唱監督ってシネフィル向けの作品を撮ってるイメージだったけど、本作は作風をそのままに若者受けのいいキャスティングで間口を拡げてきた。(現に、劇場には松村北斗目当てと思われる若い女性が多くいた)>>続きを読む
父親の葬式に向かう途中でサービスエリアに放置されたアラフォーでコミュ障の女性が頑張ってヒッチハイクしながら式場を目指す話だけど、車乗せてもらう前にスマホ借りたら済む話じゃね?
ハリウッドほどのバジェットもない欧州映画で全編ブルーバック撮影ってどうなるんだ?って気になってた。
明らかに背景のパースを歪ませたりして表現主義的に帰還兵である主人公の心の歪みや戦後復興社会の欺瞞>>続きを読む
ブルービートル自体は背中からアームが伸びてくる感じとかまんまアイアンスパイダーで既視感しかないけど、ヒーローになった主人公を家族皆で支える流れは新しい。
でも、そもそもこの家族が大変な目にあって>>続きを読む
人ならざる者の視点から人間社会を見つめ、その矛盾や不条理をあぶり出していくのは去年公開された『バービー』と同じ。
だが、登場する男たちは最初からマチズモ全開で、『バービー』の「女性に『ゴッドファ>>続きを読む
自分は『ガンダムSEED』ドンピシャの世代。
初めてリアルタイムで観たガンダムだし、学生の頃はゲームの「連合VSザフト2」をやりまくってた。
初めて買ったガンプラはアカツキだった。
20>>続きを読む
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見世物として消化しないために殺害現場を直接見せないのは良いとして、だったら前半でもっと障害者と接する場面を描くべきでは?
洋子(宮沢りえ)が仕事として障害者に何かを施す描写はサラッと流す程度だし>>続きを読む