このシリーズの課題は「機械生命体同士の闘いに人間をどう介入させるのか問題」があるが、本作は主人公とヒロインにオートボット達が入れない屋内や洞窟でトランスワープキー探しをする役割を担わせている。
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ひっっさびさにディズニー、ピクサーのアニメ映画で面白いと思える作品だった。
序盤のエンバーがウェイドを追いかけるシークエンスが良い。
エレメントシティの世界観を見せながら、傘で上昇気流を発生さ>>続きを読む
『マイエレメント』の同時上映短編。
『カールじいさんの空飛ぶ家』から「空飛ぶ家」の要素を抜いたら、そりゃ地味になっちゃうよね。
CGのしんちゃんがどうこう以前に、内容が『オトナ帝国』の劣化版すぎる。
まず、非理谷の親が離婚して推しのアイドルに裏切られたことはこの国の社会がダメになってることは別問題だろうが。
社会不適>>続きを読む
まさに学園を舞台にした『ダイ・ハード』
一見面白そうな設定だが、実のところ食い合わせが悪い。
いくらワルガキグループとはいえ、武装したテロリスト相手に、FBIや大人達が問題を解決してくれる余>>続きを読む
『死霊のはらわた』の続編というかリブート?
舞台が山小屋からマンションに移ったことで、部屋→エレベーター→駐車場とフィールドのバリエーションが豊かになった。
欲を言えば『死霊のはらわた2』のコ>>続きを読む
どう見てもオッサンの老婆が、どう見てもオッサンの赤子をウ○コでもひり出すかのごとくブリっと産み落とす始まり方からして、良くも悪くもマトモな映画ではないことが早々に察せられる。
本作の制作時、ブラ>>続きを読む
「運が悪かったら数回死んでます」
「成功率50%なら…いや、30%でもやる」
ゴールデン・ハーベストの設立から香港アクション映画の繁栄と衰退、そして現在の香港スタント業界までを92分でサラッと>>続きを読む
亡くなったギデンズの前任者と雑用係に関する情報といい、クライマックスのマイルズとの対峙といい、台詞に頼る部分が多くない?
そもそも、そのクライマックス前に妹のフローラが途中退場するなら、最初から>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『2001年宇宙の旅』の赤いランプ(HAL9000)のように、それ単体ではなんでもないものを不穏なものに見せるのが映画の演出。
本作における天井からの水漏れ、床を滴ってくる水で、何かに侵食されて>>続きを読む
ニック・ファッキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン・ワォ!ケイジ!!!!
ニコラス・ケイジが相変わらずのオーバーアクトで本人役を演じてる>>続きを読む
サメ要素が2割くらいしかねえ!
キャストの殺陣はキレがあるけど、アクションの表現として新しいものはない。
グロ描写にしても、吐血かCGの血糊か首チョンパぐらいで単調。
このレビューはネタバレを含みます
同じ朝井リョウ原作の『桐島、部活やめるってよ』と比べると、随分青臭い話になっちゃったなあ。
『桐島、部活やめるってよ』は学校生活の息苦しさを描いた作品だからとても共感できたのに、学校生活に馴染め>>続きを読む
主人公が施設から脱出したかと思ったら、出会った夫婦にいきなり「殺してくれ」って言うからどういうモチベーションでこの逃避行を観たらいいのか分からん。
映画の物語や映像ではなく、映写する"メカニズム"に惹かれてそこを追及していくのは「映画が題材の映画」としては新しい。
ただ、映画を"撮る"というストレートなクリエイティビディとは違うし、ましてや>>続きを読む
もう冒頭の役所広司の「…はい?」の天丼で笑える。
小栗旬演じる映画監督と息子の名前を同じにすることで、沖田修一監督の一貫したテーマである"人生のサイクル(円環構造)"が強調されている。
若手>>続きを読む
世界遺産の安全管理がこんなに杜撰で、逆に今まで(約800年間)無事だったことがすげぇよ!
…っていう驚きはあるけど、そもそもの事件が死傷者ゼロ(消防隊員がちょっと危うくなる場面はあるけど)、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
マイルズ・テラーが消防隊に入隊して、最初はいがみ合ってた奴らとも体育会系のノリでどんどん仲良くなっていくのは同じ監督の『トップガンマーヴェリック』と一緒。
ただ、本作の場合そのチームの一体感が、>>続きを読む
ソウルズは『ウォリアーズ』に出てきてもおかしくない出で立ち。
ソウルズに屈してたバロー・ストリートの住民たちに、トミーの反骨精神が伝播して…というよりは昔のタフさを取り戻していく展開はグッとくる>>続きを読む
戦闘機と戦車がタイマン勝負するのかと思ったら、飛べなくなった連合軍側の戦闘機をドイツの戦車がノロノロ追いかけるだけじゃねえか!
『眼下の敵』みたいな軍師同時の駆け引き要素もないから、73分しかな>>続きを読む
本作の敵がAIなところに、「CGなんかのテクノロジーに依存せずに、もっと身体を張ったアナログな方法で映画を撮ろうぜ!」というトムのメッセージがひしひしと伝わってくる。
終盤の車両が一台ずつ橋から>>続きを読む
二宮和也の演技は流石(特に癌で喉が潰れた状態で絶望を叫ぶ場面)だけど、ラストで原(安田顕)、松田(松坂桃李)、新谷(中島健人)、相沢(桐谷健太)が一人ずつ山本の家族の元にやってきて手紙を読む終盤は冗>>続きを読む
やっぱり自分は群像劇というか登場人物が無駄に多い作品は苦手だな。
生活保護がどうとか、ミニシアターの復興だとか、元映画監督の再生の話だとか、色んな話を同時にやろうとしてどれも薄味になってしまう。>>続きを読む
とても寓話的でメインの男女もあえて垢抜けないデザインなのは良いんだけど、なんでも台詞で説明しすぎ。
水が枯渇しそうなアルハミト国と貧しいバイカリ国。
どちらにしてもそれぞれの国民がどのくらい困>>続きを読む
ジャンプスケアの不意の突き方は上手いと思ったけど、話が進むにつれ"笑顔の恐ろしさ"から遠ざかっていってて設定を持て余してるように感じた。
それに尺も持て余してる。
ホラー映画なら90分ぐらいにま>>続きを読む
147分という上映時間の時点で危惧してたが、やはり『ザ・スクエア』と同じく色んな要素を盛り込み過ぎて冗長に感じてしまう。
社会の不均衡を物理的な船の傾きで端的に表すのは面白いけど、結局カールとヤ>>続きを読む
『エクソシスト』の現代アップデート版が観れる!
…と、期待してたんだけど、少年に取り憑いた悪魔はオッサン声で神父のトラウマを刺激するばかりで、ベッドの上でビタンビタン跳ねたり股間に十字架を突き刺し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作はエスターの正体のタネ明かしがキモの作品だったのに、それが割れた状態で前日譚作ってどうするの?と思ってたけど、中盤からのまさかの展開に「おおっ!」と驚かされた。
なのに、「父の前で家族を装い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭の物凄い勢いで階段を駆け上がる場面と眞人が炎の中を走って行く場面は、今までのジブリにないタッチのダイナミックな作画だったので、「ここに来て、これまでとは違う宮崎アニメが観れるのか!?」と、最初は>>続きを読む
宮崎駿が原画として参加した作品。
内容がほとんど『カリオストロの城』と同じ!
ペロがピエールの相棒になる動機やピエールがローザ姫に惚れる流れが強引だけど、ラスト20分くらいノンストップで繰り広げ>>続きを読む
世間から悪者と見なされている人の痛みを知り、それに寄り添う展開は良いのだが、カラバの背中のトゲには賢者の入れ知恵ではなくキリクが自力で気付く展開にしてほしかった。
あの賢者が全ての事情を把握して>>続きを読む
広告が炎上したことよりもパトロンが集まる席でモンキーマンを投入したことが問題だろ!
美術館で『ザ・スクエア』の催しを行おうとしてからの炎上案件と、スマホと財布を盗まれてからの少年に謝罪を求められ>>続きを読む
「THE END」のテロップが出た瞬間に帰ってる観客がいてビックリした。
あの映画史に残る最狂のエンドロールを見るための映画でしょうが!
話の構造として、外の世界への入口であるオーディション>>続きを読む
このシリーズ全般に言えることだけど、伽椰子と俊雄はスラッシャー映画の殺人鬼と違って物理法則にとらわれずに何処からでも出てこれるし、「こういう時は襲ってこれない」みたいなルールもないから、「怖がらせて>>続きを読む
視点がポンポン変わりすぎて、ホラーとしての情緒もへったくれもない。
ラストの伽椰子大量発生の画はシュールギャグなんだよな。
一つの靴をかわりばんこに履いて登校する兄妹、下り坂でブレーキが効かなくなるボロ自転車、水路に流される靴を必死に追いかける妹、そして運動靴をもらうためにマラソンを走る兄。
イランの貧困を、ひたすら>>続きを読む