ソ連/ロシアのセルゲイ・ボドロフ監督作品…初鑑賞です…。
13歳の少年の所謂…"父をたずねて三千里" のロードムービー…。
そばかすだらけの13歳の少年サーシャ…まるでルナールの"にんじん"を…
「コーカサスの虜」で感動したセルゲイ・ボドロフ監督
それを上回る「自由はパラダイス」
仕事がないから飲んだくれて乱暴に子供にあたるといった不条理な日常 アイルランドのグレーの空は散々観てきた
共通…
ロシアのセルゲイ・ボドロフ監督作。
カザフ共和国の首都アルマ・アタの施設(特殊学校/孤児院)で暮らす13歳の少年サーシャの物語。
モントリオール国際映画祭 グランプリ
サーシャは脱走し、バスで叔母…
主人公が日生学園時代の浜ちゃんにしか見えず面白かったです。浜ちゃんもこうやって脱走してきたのか、と想像するとなんか感慨深い映画でした。
話に関しては、少年が場当たり的な危機の切り抜け方を覚えていき、…
このレビューはネタバレを含みます
あったことのない父親に会いに行くソビエト産ロードムービー。
資本主義的な映画製作とはすべてが真逆。構成もプロットもシンプルでストレート。それだけ、心にまっすぐ届く。
父親を主人公のロールモデルにして…
ヌーヴェル・ヴァーグをゴダールと共に牽引してきたトリュフォーの『大人は判ってくれない』(1959)のソビエト版と絶賛され、同年のモントリオール国際映画祭でグランプリを受賞した作品。…
>>続きを読む子どもが主人公のソ連映画は突然に劣悪な環境に放り込まれたような冷淡さがあり、剥き出しの反骨精神があり、願いはいつだって遠く、虚しさを残す。テーマはカネフスキー映画とほとんど同じで試練のように降りかか…
>>続きを読む「自由はパラダイス」
〜最初に一言、ソ連映画の中でも超絶傑作の中に入る。タルコフスキー映画ばかりを見ている場合ではない。ボドロフ監督フィルモグラフィの中でも最大級レベルの良質な映画で、少年の旅を描…
男の子サーシャが収容所から逃げ出して、刑務所のお父さんのところへ会いに行く話。
収容所から逃げ出しても身寄りがなく、逆に不自由の方が楽なのではないかというパラドックス。
お父さんに会って、お父さ…