悲しみのミルクに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「悲しみのミルク」に投稿された感想・評価

mimicot

mimicotの感想・評価

3.8

観てる間ずっと下腹がズンと重かった。

横たわる母親が娘に歌を託す、その歌詞はペルーの歴史の闇を示唆し、自身の悲痛な体験を物語る。
その体験を母乳から受け継いで「恐乳病」にかかったと信じる娘の物語。…

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RIO

RIOの感想・評価

4.0

花は人が言えないことを語ってくれる
手のひらは苦しみに満ちた深い幸福を優しく伝えてくれる

母親を慕うように壁に触れる
悪いものから襲われないために

赤ちゃんの時に母親の恐怖が母乳から伝わり子供の…

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odyss

odyssの感想・評価

4.0

【子供の奇妙な想像世界のよう】

南米についてはろくに知らないしましてや行ったこともない。それだけに、よく分からない部分もあったけれど、奇妙な面白さが感じられる映画だった。

邦題になっているミルク…

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あろは

あろはの感想・評価

3.5

ペルーの悲劇の断片に触れる。

主人公の女性ファウスタの秘部からジャガイモの芽が生えるという、あまりにも衝撃的な設定に耳を疑いつつ、ペルーの不幸な歴史と逃れられない時代の中で、悲しみの底から少しずつ…

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めか

めかの感想・評価

3.4
え、って思ってたけど
これ本当に入れても芽が出るんだ…。
ペルーの美しく渇いた風景と、主人公の
不思議な雰囲気が合ってる

08年のベルリン国際映画祭金獅子賞。後回しにしてた作品。ペルー映画。
衝撃的な過去を歌う冒頭のシーン。母が受けた過去のトラウマに囚われた主人公の葛藤と精神的な解放が独特な空気感で描かれる。奇妙な感じ…

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元カノと下高井戸シネマで観た

アソコから×××××🥔

かなり好きな作品
椿姫

椿姫の感想・評価

4.0

良い映画でしたが気色悪さがあったので☆を一つ取りました。あの時代、ジャガイモを入れるのは珍しくなかったという台詞もありましたね。
ファウスタは原住民でなくて、ブラジルを除く中南米の国でほとんどを占め…

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一人旅

一人旅の感想・評価

4.0

第59回ベルリン国際映画祭金熊賞。
クラウディア・リョサ監督作。

南米ペルーを舞台に、死んだ母を埋葬するため家政婦として働き始めた女の姿を描いたドラマ。

1980年代に勃発した政府軍対反政府極左…

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hisauk

hisaukの感想・評価

3.7

1964年、毛沢東を奉じる革命集団「センデロ・ルミノソ」は残虐極まりなかった。
その残虐性から「南米のポルポト」と呼ばれていた。
1980年に武装を開始し1993年アルベルト・フジモリが鎮圧するまで…

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