あろは

悲しみのミルクのあろはのレビュー・感想・評価

悲しみのミルク(2008年製作の映画)
3.5
ペルーの悲劇の断片に触れる。

主人公の女性ファウスタの秘部からジャガイモの芽が生えるという、あまりにも衝撃的な設定に耳を疑いつつ、ペルーの不幸な歴史と逃れられない時代の中で、悲しみの底から少しずつ花を咲かせていくように、人生の希望を見出していく。

女性監督らしい表現を織り交ぜながら描く、ひとりの女性の再出発。

製作費不明
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