何気ない日々の生活を淡々と描いていて特に事件なども起こらないが、ゆっくりとしていて良かった。戦後昭和の風景も垣間見える。佐分利信はどこか怖い役のイメージが強かったが優しくて、ほっこりとした感じで良い…
>>続きを読む〖1950年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1952年製作で、地方出身の素朴な夫と、夫にうんざりする上流階級出身の妻とのすれ違いを描いた人間ドラマらしい⁉️
今も昔も変わらないような気がした作品でした😅…
夫婦の危機と再生を描いた小津安二郎45本目の監督作。
お見合いで結婚した価値観のズレた夫婦が衝突を経て相手への理解を深める姿を描く物語です。
前半がやや冗長なのとラストがクドいのは惜しいですが、姪の…
このレビューはネタバレを含みます
わざわざ壁を見つめあいつつ並んでラーメンをすするってのは小津の"誰一人、誰も見ていない"のいびつな完成形。それで「夫婦ってのはお茶漬の味なんだ」(山村總の渋い声で)だもんねえ……みんな小津が死ぬまで…
>>続きを読む生活風習が、思ってたより離れてて、あんまりストーリーが入ってこないのが正直なところ。なんなら、記録映画をみてるような感じ。
しきたりになんとなっく抗ってみたけども、本質でないなみたいなことなんだろ…
お茶漬けの味ってタイトルで、大都会のバーから始まるのがオシャレすぎる
ブルジョアの上流階級の家庭が揉めてる話なんだけど、結局価値観は普通の人々と変わんなくて、それをわかりやすく庶民代表のお茶漬けの…
小津作品4作目。ここでは婚期を逃した嫁は出てこないが、
倦怠期を迎えた夫婦がお互いの価値観から仲違いしてまた戻るまでの
また単純な話ではあるんだが、そこかしこに配置される記号を読み解くのが面白い。
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