なんだかんだあるが元に収まる男と女。
海を身近に感じる三重県でのロケ撮影と涼しげな色味のあるカラー映像が夏を彩る、夏にもってこい。
まず、旅役者はたいそう身分が低いらしい。とにかく旅役者は身分が低…
小津安二郎 監督カラー作品『浮草』傑作だった!映像美は勿論 京マチ子の凄みと若尾文子の麗しさも半端なかったわ〜
色彩計画も勿論徹底してましたよ
https://quampaney.exblog.jp…
徹底したショットの良さは言わずもがな。
観ていて心身ともに癒されるというか、正確には「回復していく」感覚になる。
【演出/映像面】
洗練され徹底された画作りは、それだけで物語の脚本と同値、それど…
何食って生きてたらこんな素晴らしい画を思いつくんだろう。
物語に派手さはないし、目を見張るような動きがあるわけでもないのに、素朴な余情と、そこにインクをぽたりと垂らしたように滲むひとひらの鮮烈な色…
小津作品で特に好き。何より映像感覚がとても好み。冒頭からばっちり画が決まっていて、夏の暑さがありありと伝わってくる。帰郷したような懐かしさもありつつ、旅芸人の悲哀を感じつつ、色々な感情が混ざる。若尾…
>>続きを読むこれ、長いけど面白い。
小津が大映で撮った一本。
そして「浮草物語」のセルフリメイク。「浮草物語」は未見なのでいつか見てみたい。
京マチコ、中村鴈治郎、若尾文子、川口浩、そして杉村春子、芸達者な…
みんな大好き若尾文子と川口浩が恋に落ちる物語。
とはいえ、この話を仕切っているもう1人が今日マチ子である。一筋縄にはいくはずがない…!
ハニートラップの恋愛なのだ。
思わせぶりに誘う文子、そして…