極限なまでに厭世的。
我々の生きる社会、俗世からはかけ離れた二人の日々は我々が文明を通じて失ったものを感じさせる。
しかし、極限状態にあって、生き延びることは簡単なはずもない。
とはいえ、異なる性質…
これは一つの寓話だ。外的な状況は関係がない。力を持たない大多数の人間は、この親子のように、極限状態の中をかろうじて生き延びる。飲んだくれの知恵者が知的な愚痴の講釈を垂れようと、浮かれた放蕩者集団が生…
>>続きを読む希望は、時代精神に左右されることが多いのだが、絶望は常に形を変えずいつの時代でも永久にあり続けるのだという感覚が、本作をアナクロニックなものにしている。
シェストレム監督の「風」(1928)とかなり…
ピザ食ってコーラ飲んでアイス食べながら観たことが間違いだった。全部吐きそう。グロい映像だったからとかじゃなくて、感情の問題で。
生活ってなんなんだろうなぁ、、自分たちが恵まれている環境なのは間違い…
このレビューはネタバレを含みます
神は6日間で世界を創造し7日目には休息を取った「創世記」を逆行し終末へと向かう様な6日間。
映像は黒の濃度が高くて
最初の農夫と荷馬車の馬だけが異様に締まっているのが特に印象的だった。
潰すところは…
ここには、不誠実や不条理というものが無いので、個人的に救われる映画です。どう見ても生きる力を失っていくように思えますが、ずっと繰り返される同じ音楽に、ずっと繰り返された同じ食事に、ずっと繰り返されて…
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