非常に重たく暗い作品。教会とか長老とかホントにろくでもない存在。知的障害だが信仰心が強いベスが、ヤンと結婚。周囲からはよそ者で頭のおかしな花嫁に冷ややかな感情はあるも2人は幸せだった。ヤンが勤務先の…
>>続きを読む第一章始まりの一枚絵、これテオレマだよなぁと思いながら…。開放者のヤンとマグダラのマリアのベスと聖母のドド。服は抑圧(禁欲)と開放、鐘は神と恍惚の象徴、ヤンはベスの服を一枚ずつ剥ぎ取り彼女を天国へと…
>>続きを読む「信じるものは救われる」という美しいメッセージを、わざわざ残酷なストーリーで描いたトリアーらしい人間讃歌のお話。
主人公は死んでしまったけど、「彼のために」娼婦となり、結果、彼は生還した。だから、…
【鐘は虚しく鳴り響く】
エミリー・ワトソン演じるベスは、途轍もなく純粋無垢な存在である。
純粋無垢であるが故に、狂信的でもあり、それが悲劇と奇跡に繋がっていく。
西洋人が描かれる時、純粋無垢で…
今作の主題は本当に「殉愛」?
「黄金の心」3部作の1作目、だけあってパッと見はベスの純粋さや無垢な心、まっすぐ愛を全うする様子を描いている。だが、それらはほんの一部に過ぎず、それより大きなベスの愛…
これは1996年のカンヌ映画祭で審査員グランプリを受賞したラース・フォン・トリアーの出世作ですかね。私も当時からタイトルだけは知っていたんだけど、なかなか観る機会がなくて、今回が初見でした。
エミ…
ラース・フォン・トリアー監督の性と愛のこだわりがまたしても感じられた作品。
全くの処女だったベスがヤンと結婚、ウェディングドレス👰を着たままトイレで下着🩲を脱ぎ、敬虔なクリスチャンのはずなのにヤン…
愛だネ……
アタシもベスと同じ立場に立たされたら絶対同じことする、バカだし、誰かへの愛が何よりの生きる意味だから
以下雑語り
ヤンがクソ男だとここのレビューでチラホラ言われてるし作中でもアンダーソン…
ラース・フォン・トリアー監督なので鑑賞。信仰を重んじる純粋無垢な女性が、最愛の夫に献身的に尽くす話。厳しい戒律の宗教、狂信的な愛情と信仰、地方の閉塞感、自己犠牲。人間や社会の嫌な部分をえぐり出すのが…
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