10年ぶりにアメリカに帰ってきたラナ。
そのラナと唯一の肉親であるポールはテロからアメリカを守る任務に従事している。
偶然にも出会えた二人はアメリカ国内を車で旅をしていく。
ヴェンダース作品にして…
ヴェンダース脚本・監督によるアメリカとドイツの合作映画。
共同脚本にマイケル・メレディス。
ひと目で超低予算だと分かる画作り。日本映画の自主映画にありがちなこの超チープで貧相なルックは何とかならん…
このレビューはネタバレを含みます
テロからアメリカを護ろうと日々活動し、
パラノイアとベトナム戦争の後遺症に苦しむ伯父
他者の言葉に耳を傾け、寄り添い、尊重しつつ、
自身の信念をもち世界を冷静に見つめるラナ
二人のロードムービー
ブ…
ヴェンダースは、「エンド・オブ・バイオレンス」、「ミリオンダラー・ホテル」、そして本作を含むLA3部作あたりからアメリカンな雰囲気が漂い始めるが、本作でピークを迎える。
ベトナム戦争と9.11を扱…
ヴィム・ヴェンダース監督による9.11同時多発テロ事件をテーマにした、アメリカ人の闇、偏見、貧困、宗教、そして家族を描いた低予算作品。
撮影期間16日間と言う早撮りらしいが、コンパクトに纏まっていて…
ヴェンダース作品にミシェル・ウィリアムズが出てるというだけで借りてみたら、内容はけっこう社会派だった。後半はロードムービーになり、ヴェンダース作品らしい余韻が残る。
ドイツ人のヴェンダースがアメリ…
16年前の日記から。
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9.11後のアメリカ。でもそれだけでなく、40年前のベトナムも痛烈に引きずっている。
時間の中で人がつくられていく。
強く信じたものを疑わない。疑ってみようという気…