いつものケン·ローチとは違ったテイストだけど、面白かったです。イラク戦争における軍事ビジネスの実態をサスペンスを交えて、主人公と探って行くストーリーで、最後まで気が抜けず、わりと好きでした。
20…
イラク戦争で民間軍事会社に雇われて最前線で危険にさらされ、裏切られた男たちとその家族、犠牲になったイラク人の物語。常に犠牲を強いられるのは貧しい人々で、犠牲の裏には金の亡者がいる・・ってあたりがいか…
>>続きを読むいつものようにケン・ローチは低階級の層に光を当てるが、この作品は今までと多少毛色が違う。
イラク戦争で戦死した友人のフランキー。
その友人から送られた最後の電話と携帯の動画。その死に疑問を感じたフ…
切実に面白いケン・ローチ作品。
民間軍事会社に所属していた親友の謎めいた死を解明しようとする主人公が、兵士であるが故に”暴力”でしか事態を挽回出来ない転倒を描く。既存のケン・ローチ作品と違って題材が…
ROUTE IRISH 2010年 ケン・ローチ監督作品109分。2007年リヴァプール、イラクの戦場で亡くなった民間兵フランキーの葬儀から始まる。幼なじみでフランキーをイラクでの仕事に誘ったファー…
>>続きを読む【テーマは興味深いが・・・】
戦争の民営化をテーマにした映画です。ただし舞台は、イラクのほかに、米国ではなく英国。
米国の戦争の民営化についてはベストセラーとなった『ルポ 貧困大国アメリカ 2』…
ケン・ローチの映画なのに肉体的にタフな印象。とはいえ、社会と立場の弱い人間との軋轢は未亡人になってしまった親友の奥さんや、イラクの母親に仮託されてる。真相を求める主人公は、何かを手に入れるのではなく…
>>続きを読む