meicraneさんの映画レビュー・感想・評価

meicrane

meicrane

映画(67)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 67Marks
  • 73Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.2

古典童話を題材にした新感覚コメディーですね。舞台が童話の世界だけにやり放題ってところでしょうか。なつかしの「富豪刑事」を思わせる赤ずきんちゃんの推理は見事でしたが、ところで赤ずきんちゃん、何処に行こう>>続きを読む

体脂肪計タニタの社員食堂(2013年製作の映画)

3.0

体脂肪も測れる体重計、で有名なTANITAですが健康に配慮した社員食堂も有名になりました。ということでその社員食堂誕生秘話、みたいな話ですがもちろんフィクションなんでしょうね。(本当に跡取りでメタボな>>続きを読む

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.0

母の喪失と兄弟愛がテーマ・・でしょうか。
2組の兄弟(姉妹)のあいだに言葉の壁を乗り越えた信頼と友情が生まれる、って結構現実には厳しそう。
オダギリジョーさんは相変わらずいい味出してるし、「金子文子と
>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

2.8

アメリカ人の感性にぴったりくるんでしょうね。

ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

3.0

日本人、ラーメン好きですからね。女子高生二人が伝統の味を守っていく、ってのはちょっと無理筋ですが・・・ あと絵的に塩ラーメンで美味しさを伝えるのは難しいですね。食べてみたいけど・・

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

聴力障害のある女性とボクシングなんて、あるあるかと思ったけど正直善かったです。必見

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

関東大震災の際の朝鮮人や大杉栄などの主義者虐殺の歴史の中でいままであまり注目されなかった日本人が日本人を殺戮した事件を掘り起こした映画。わずか100年前の話なんですよね。大震災という未曾有の自然災害の>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

ある意味安心して見ていられるファンタジーでしたね。鎌倉とはご縁がありませんが、なんとなくありそうなお話・・・

LIFE!(2013年製作の映画)

4.5

印刷媒体やフィルムを守ってきた人々に対するオマージュ。デジテル時代ではもう時代遅れなんでしょうけど、フィルム時代には一枚一枚に心を込めてシャッターを押していた記憶があります。忘れてはいけない世界ですね>>続きを読む

ルート・アイリッシュ(2010年製作の映画)

3.2

イラク戦争で民間軍事会社に雇われて最前線で危険にさらされ、裏切られた男たちとその家族、犠牲になったイラク人の物語。常に犠牲を強いられるのは貧しい人々で、犠牲の裏には金の亡者がいる・・ってあたりがいかに>>続きを読む

ソルジャーブルー(1970年製作の映画)

3.0

それまで西部劇上では蹴散らされるのが役割だったみたいなネイティブ・アメリカンを人間として見直そうとした、という意味では転換点になった作品です。個人としてのインディアンのキャラクターに迫るところまで入っ>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.2

家族のあいだでも会話も理解もないのって結構大変そう。そんな仮面家族同士が絡み合って最後は悲劇・・ まあ、そんな最後に誰でも「beauty」を見ることができるのならそれは救いかもしれませんが・・ アメリ>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

漫画もいいけど実写もほっこりしますね。疲れている人にお勧め。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.8

いきなりのドラァグ・クィーン登場でちょっと引いてしまいましたが、音楽もいいし、是非最後まで観てほしい映画です。

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バス停のベンチで朝まで過ごしていたホームレスの女性が目障りだというだけの理由で殺された事件を背景にしているそうですが、主人公や周辺の背景は創作のようです。ただでさえ借金を抱えた余裕のないアルバイト生活>>続きを読む

無防備(2007年製作の映画)

3.8

「命」を考える上で観る価値はあるかな。リアルに体験した人にとってどう感じられるかはちょっと気になるけど。

いちご白書(1970年製作の映画)

3.8

アメリカにもこんな時代があったんだ・・と思わせる映画。バフィー・セイント・メリーの「サークル・ゲーム」は最高でした。もうこの映画は共感をもたらさないのでしょうか・・・

コカコーラ・キッド(1985年製作の映画)

3.8

不思議な映画です。1985年制作、昔何かの機会で観て印象に残った作品。U-NEXTで配信されているのがちょっとびっくり。世界制覇(?)したコカコーラが最後に取りこぼしたオーストラリアの田舎。送り込んだ>>続きを読む

トッツィー(1982年製作の映画)

3.0

ミュージカル版を見る機会があったのでなつかしくて久しぶりに観ました。女装したから売れた、ってのがそもそもしっくりこないし、結構周りの人びとに誤解を与える行動でコメディ?としてはイマイチかと思います。映>>続きを読む

デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.8

かなりテーマがブラックだし説明不足気味な進行だけどフランス映画らしいウィットも感じられる映画でした。「アメリ」の監督なんですね。映像的にはなるほどな、と感じました。「アメリ」が好きな人に勧められるかと>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

おれもアメリカン・ニューシネマの代表作ですね。音楽もいいし、最後のシーンも忘れられません。

イシュタール(1987年製作の映画)

3.6

ダスティン・ホフマンとウォーレン・ベイティという2大俳優を起用した割に・・ということで失敗作とされてるみたいだけど、単純に面白かったです。

卒業(1967年製作の映画)

4.0

冷静に考えるとはた迷惑で無理筋なお話なんだけど、公開されたときは大きな話題になったし今見てもいい映画ですね。S&Gの音楽もぴったりです。当時意味もなく透明壁をどんどん叩いて叫ぶ「卒業ごっこ」がはやった>>続きを読む

チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

4.0

イギリス文学を愛するニューヨークの女性とロンドンの古書店のスタッフとのユーモアあふれる手紙のやり取り。アマゾンやネットオフでは成り立たない世界ですね。それにしてもイギリスの古書って、こんなに安かったの>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.3

イタリア映画だなーっと。丘の上の広場で古書店を営む老人と賢い移民の少年との読書を通じた交流の記録。コミックから始まって古典から名作へと少年の読む本は古書店店主に導かれてステップアップしていきます。二人>>続きを読む

グッバイ・モロッコ(1998年製作の映画)

3.5

まあ、子どもの立場からしたらちょっと迷惑(?)なお母さんのモロッコへの自分探しの旅。まあ、個人的には実際にマラケシュ行く動機にもなったので影響は受けたみたいです・・・

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.7

想像力豊かで多感な13歳の少年にとって受け入れがたい現実を、自らが生みだしたモンスターに導かれて最後は静かに受け入れる・・ 最後に少年が母親が少女時代に書いたと思われるスケッチブックを読むところがいい>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

「やまゆり園」の事件を思い起こさせるシーンでスタート。高齢化に耐えられなくなった社会が安楽死を公的に認めるというディストピア映画ですが、あながちあり得ない話でもなさそうなところがちょっと怖いです・・>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

2.5

南米の暴力的な空気がいっぱい・・ キリスト教以前の宗教的バックグラウンドも関わっているのかも。直接的な原因は水争いを契機にした政治的な動機なのかもしれないけど、なんせやることが荒っぽい。金で雇われたら>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

1962年のアメリカ南部って、こんなに根強い人種差別が残っていたんですね。「黒人でも旅行できるためのガイドブック」なんて今なら信じられないような存在です。典型的な、というかほとんどマフィアかと思うよう>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

心温まる話です。ハンディを共有している家族の中で自分ひとりだけそのハンディがなく、しかも自分の才能が他の家族にはハンディのためにリアルには伝わらない、という情況はどんなに困難なことでしょう。家族の結束>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.8

アキ・カウリスマキ監督の怪作? 一応ロード・ムービーなんだけど展開が読めずに最後まで見てしまいます。とにかく、この作品をきっかけにレニングラード・カウボーイズというバンドが世界デビューしちゃったんだか>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.7

悲しい戦争映画 広大なひまわり畑が印象的 ウクライナが舞台なだけに、改めて戦争の悲惨さを考えさせられます