◎ 檻の中の豹、自ら解き放つ。
セルビアの村の過去の伝説から人目を避けてきたアメリカで暮らす移民のファッションデザイナーが動物園で豹をデッサンしてるところを船会社の設計担当の青年に見初められ、三角…
ジャック・ターナー監督、ニコラス・ムスラカ撮影。
キャットピープルという異色の題材を、意図も簡単に映画として成立させてしまい、ラブストーリーの傑作とも見ることができるのは、ジャック・ターナー & ニ…
このレビューはネタバレを含みます
RKOが製作費の20倍もの儲けを得たと云われる、伝説のホラー。
エフェクトなし、怪物なし、動物と東欧の伝説だけで怖がらせてみせました。
評価のポイントはドイツ表現主義的なモノクロ映像、特に、黒豹、…
RKOが誇るヴァル・リュートン製作の低予算ホラー第1弾。監督のジャック・ターナー(トゥルヌール)は初期の3作品を担当している。
リュートン・ホラーは低予算ゆえに一定のフォーマット下で製作され、製作…
ジャック・ターナーの1942年作。
ホラーの個展。直接的なホラーシーンではなく、猫族という設定、恐怖を煽る映像演出、真実は何なのかの物語のプロットなどが掛け合わされた心理ホラーとして、古さを感じさせ…
自分は猫族の末裔だと思い込んでいる女性が心に抱えている闇を彼女の周りで常に鳴いている動物の鳴き声、陰影の効いた白黒画面、彼女が頻繁に通っている動物園の豹などで繊細にあぶり出していく演出が決まっている…
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