ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督、ロシア・イタリア・フランス・スイス合作映画。
終戦直前直後の昭和天皇の姿。
天皇を演じるのがイッセー尾形。ラジオ放送と側近や閣僚からの情報しかない、防空壕の…
このレビューはネタバレを含みます
終わり方がよかった。
「人間宣言を録音した録音技術はどうした?あの若者は」
「自決しました」
「でも止めたんだろうね?」
「…いいえ」
この会話と、それを聞く皇后の光る白目にゾクっとした。
…
天皇周りの話は全然詳しく無いし
日本人としてそれを全く恥ずかしいとは
思わないほどノンポリ寄りではあるのだが
荒人神も人である。と言った
シュールさが非常に面白い。
日本単体ではガチガチ過ぎてこれは…
彼らはかつて、神であった
ソクーロフによって描かれる"禁忌"。
人を超えた存在として崇められ、孤独を極める姿は、マリー・アントワネットや愛新覚羅溥儀の人生とも重なる。
下臣や軍人達が汗を垂らしてい…
終戦前後の昭和天皇の苦悩を、一人の人間の葛藤として、ロシア人監督が描く問題作。
皇室ってタブー中のタブー
・ロシア人監督だから作れたんだろーなー
・イッセイ尾形、よく演じきったなー
なんて思いなが…
超重い。超硬い。でもいい映画だった。前半30分くらいはすっげえしんどいけど、米軍が出てきたあたりからはすご過ぎる。天皇が神であるということは今の人間では想像できないほどに思想の中に刷り込まれていて、…
>>続きを読むソクーロフ監督作品。ようやく見ることができた。
センシティブといえばセンシティブ。笑えるシーンもある、もちろん多くはフィクション。
私は正直、今以て天皇の存在がよくわかっていなくて、この映画はその…
【ロシアの鬼才ソクーロフが昭和天皇を描いているけど】
ソクーロフが昭和天皇を取り上げているというので話題の映画。
戦局が思わしくないなかで御前会議を開き、また好きな生物学研究にいそしむ天皇(イ…