USUMAYUさんの映画レビュー・感想・評価

USUMAYU

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

予備知識もかなり必要だしコメントを
残しにくくはあるのだけど確かに
個人に焦点を当てているだけなので
特に不快感は無かった。直接的な
観せ方はしないけど諸々完了した後の
打ち上げ会での歓声、歓喜の様に
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.0

苦手なハズな一室物、ただ空気感は物凄く
動いてるし会話劇も滅茶苦茶楽しかった。
テンポだけじゃ無い気がするけど
ここの違いはなんなんだろう…。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.3

ツッコミどころはいっぱいあるけども
変化球もちゃんとあったから
意外と楽しめた。
ほぼ友人のせいなのがなんとも
言えない。ハシゴ揺らしてきたりは
マジでぶっ殺すぞ!?ってなったw

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

2.5

頭空っぽな作品が観たかったのだけどな…
空っぽにも限度があるだろw
スカスカ過ぎて流石にどうかと思うぞ?w
ダイナミック換金おじちゃん。

モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.7

もたいさんやっぱり素敵。
沖田監督作品は平和に笑えるので好きだ。
ただ柄本さんの御年配役は凄過ぎて
狂気を孕んでる気がして作品によっては
苦手かもしれんなと気付いた。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.8

シンプルで純粋に楽しい作品は弱いんだよな〜。
泣いちゃう。

最後のお祭りのあとそれぞれの日常に
帰る…。って見せ方も弱いんだよな〜。
役所さんは当然として嶋田久作さんが
スゲー格好良いんだまた…。
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.0

流石に期間が空き過ぎだよな〜と
若干熱は冷めてしまって来ているけど
なんだかんだいっつも笑いながら
予想を大きく飛び越えてくるので楽しい。  
ソリ滑りの熱量が凄いし、展開上
黒森進出かなと思わせつつ
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アナログ(2023年製作の映画)

3.8

北野武さんこんな
クラシカルな純愛も書くのか…。
ただ言われてみればちょいちょい
可愛らしいおじさんの様な空気感も感じる。
幼馴染トリオがとても良い。

ランサム(2023年製作の映画)

3.0

突っ込み所は盛り沢山だけど
すげー明確にやりたい事を盛り込みました!
感は強く感じられるw
ただキャラクター像が強すぎて一部
芝居がしんどいw
AKでクソ笑ったw
あと別に中弛みしてるわけではないんだ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

リンチの早過ぎたんだ版は観ているけど
随分前だったので内容はほぼ初見。
ちょっと長尺過ぎて眠い時はしんどいけど
中々面白くなる予感がするし
後半はしっかり面白かった。
蜻蛉のような機体デザインも好み。
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バッカス・レディ(2016年製作の映画)

3.3

淡々としといてとにかく渋い…。
独り者の自由な辛さよ…。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

おぉぉ。原作もだいぶ忘れちゃってたけど
前後でどう考えても収まりきらなくない?
と思ってたし、観てる最中この話
ここで入ったっけ?と思ったけどやっぱり
構成変えてたのか。その結果終盤
バタついたイメー
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.5

ラストは恋愛至上主義な気もして
ここ最近の精神状態としては少し苦手。
飛び降りる青年に寄り添う天使の姿が
1番印象的。
弱き神は人に寄り添い、人と共に歩む。
お互い様で誰しもが
誰かの天使になり得る可
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.8

知る事が辛い事も時としてあったり。
人間関係はままならない…。
所々今泉監督らしいシュールさもあって
好き。なにあの地獄のカラオケw

(2017年製作の映画)

3.7

ショートだから凄く短いんだけど
とても素敵な時間。
エンディングが予想外にギター盛りで
意表をつかれたw良い曲だけどもw

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.5

思ってたのと違う!w
境界線が曖昧過ぎてかなり奇妙だけど
所々妙に芝居が可愛くて好き。
でも少しごちゃついてる印象。
ラジカセ攻防の馬鹿馬鹿しさとか
可愛さは凄く好み。
あと音楽はやはり救い。

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

4.5

いやはやなんともお洒落かつ
素敵なコミカルさw
今の時代だとこの感じの台詞回しは
観られないな〜。
『すこぉし痛いからガチっと噛んで💖』とか
野球場のでの場面とか兄貴の〆の部分とか
絶妙な抜き具合でめ
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.5

昭和元禄落語心中がアニメもドラマも
どちらも素晴らしいので本作も
どちらから観るか非常に迷ったものの
こちらから観賞。笑えるポイントも
多々あったし良かったのだけど、
表情の機微と言うか原作にある空気
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

3.5

やはりこの時代の映画はギラついていて
面白い。ただ映画としては
あんまり好きじゃないかな。
オカンの情緒は余りにもイカれてて
そこは滅茶苦茶笑った。
ヤダヤダヤダ〜も時代を感じて笑った。


あとこの
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.0

ずっと観たかったものの中々サブスクに来ず
やっとの鑑賞。情けないし切ない…
でも切実な力強さがある。
ラストの雄叫びが本当に素晴らしい。
ただ面を被った後の目元は当然見えにくいから
処理してるんだろう
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

非常に歪で本家グリム童話の様な若干の
恐ろしさ、かと思えばアッパラパーに探究心
のみに突き抜けた熱烈ジャンプ!w
マーク・ラファロの情けなさ過ぎる
イカれっぷりも凄く好き。若干のグロ
中々のエロスだけ
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.0

熱量は凄くかなり情熱的だけど
切実さがだいぶ切なかった。
菅田さんがとても素敵。刺されなくて
良かった…

つぐみ(1990年製作の映画)

3.3

随分前に読んだものの内容はかなり
忘れていてしまったが
つぐみの破天荒な可愛さってこんな感じ
だっけか?と言うのと最後のオチが
どんな感じだったか思い出す為に
本棚の原作をパラ観しなおした。
何にせよ
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結婚のすべて(1958年製作の映画)

3.8

お洒落だな〜w
ギラついてて肉の香りが凄いなと感じた
前半から打って変わって後半の
可愛らしさたるや。
芝居が早いこと早いこと。テンポ良き。
三船さんは観てる最中は気が付かなんだ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品。
無限に観ていられると感じたのは
初体験な気がする。

幸福は外側に求めるのではなく
内側にあるべき物と前半は感じたが
後半はそんな単純なことでもなく
喜びも孤独も不安も寂しさ恐れも全
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BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

3.5

BLOOD-Cの原点作品だったのね。
Cの方はただただグロいだけだろ品がない…
と言う偏見があり申し訳ないが観ていない。

本作はストーリーより動き、絵面の
格好良さをみよ!と言った感じで
画質が荒く
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.5

最初、映画館で観るつもりは
なかったのだけど虫の知らせで
多分観た方が良さげだな〜となり鑑賞。
終始やはり目元口元には違和感を感じるが
そんな事はどうでも良くなるほど
只々純粋な子供の輝きが素晴らしい
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市子(2023年製作の映画)

3.3

虹で始まり虹で終わる。
出会いをそこに持ってくるのはずるいけど
刺さる。

ゆれる(2006年製作の映画)

3.9

ガッタガタなんだけどなんか時たま
普通の家族に見える瞬間もある。
普通の家族の振りをしているだけ
かもしれないのに、その距離感が絶妙…
そもそも普通の家族ってなんなのかね…?
言葉の裏にある牽制の仕合
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.8

平和的でシンプルな良さがあって好き。
落とし方も素朴でよい。
ウイスキーグラスは持ってるから
丸い氷作れる奴買おうかな〜。

正欲(2023年製作の映画)

5.0

いやこれは…。
ここまでとは思わなかった…。
良い意味で粘度が滅茶苦茶高い。
マイノリティ側の自覚はあるので
ブッ刺さり過ぎた。まさか本格的に泣くとは
思ってなかった。
えぇ、なんちゃってベットシーン
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

初っ端ジュラシックパークが始まった時は
どうしたもんかとなったもののなんだかんだ
サービス精神てんこ盛りでひょっとしたら
シンよりも好きかもしれない。
主要6名の配役が絶妙。
初遭遇時のあの見た目で
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(2023年製作の映画)

4.0

衝撃過ぎて言葉に出来ないし文字に起こせない
明るみに出した所でどうにもならない
問題もあるんだよな〜。
呼吸が浅くなる、と言うより息を吸う事を
許されない様な作品で苦しかった…。

解釈、と言うか意図
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