憂国の作品情報・感想・評価

憂国1966年製作の映画)

製作国:

上映時間:28分

ジャンル:

3.7

『憂国』に投稿された感想・評価

ivory

ivoryの感想・評価

3.5
割腹シーンは目を逸らしたくなる痛々しさ

自殺しまくる太宰もあれだが、映画で切腹して現実でも腹を切る三島も大概だよ
Hiro

Hiroの感想・評価

3.5
三島由紀夫を語れるほど、知ってはいないが、台詞のない30分弱の時間を固唾をのんで凝視したのは間違いない。

既に自決を覚悟していのかもと思わされる一編だ。
切腹大好きマン三島由紀夫の予行演習。
(『人斬り』に続く)
スナッフフィルムと大して変わらんが、短いのはよし。
mikan

mikanの感想・評価

3.8

三島由紀夫の同名原作を作家本人が映画化!製作、監督、脚色、主演まで担当。
二・二六事件で親友達を討たねばならなくなった中尉とその妻の自決を描く。
ワーグナーの旋律にマン・レイやビル・ブラントを彷彿さ…

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青年将校たちによる反乱が勃発、新婚故に決起に呼ばれなかった主人公は友人たちと国の板挟みの状態に苦しみ自決を決意する。
三島由紀夫が自らの原作を自作自演で作り上げた短編映画。
能舞台のようなセット、台…

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マサ

マサの感想・評価

3.5

類稀な才能の持ち主で誰もが認める大文豪になった人が、晩年になって臓器の飛び出るエログロ映画を作る。さらには同じことを現実で実行して、クーデターと割腹で生涯を終えた。
思想うんぬんというより、いきなり…

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日本版、アメリカ版、フランス版と3パターン存在するので全部観た。

セリフを排した三島由紀夫による切腹映画。芸術点ぶち上げ。
smileman

smilemanの感想・評価

4.0
制作から監督、キャストまで全部三島由紀夫が行なった作品。つまり三島由紀夫劇場。
生と死を見せつけさせられる。

「至誠」

昭和11年2月26日、帝都で青年将校が叛乱を起こす。世にいう「ニ・二六事件」である。この時青年将校たちは新婚の武山中尉(演:三島由紀夫)には声をかけなかった。このことによって、武山中尉に…

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mtmt

mtmtの感想・評価

3.8

新婚を慮られ仲間の青年将校達から昭和十一年二月二十六日の決起に声をかけられなかった武山中尉は、将校達に対する追討の勅命を受けるに至り麗子夫人と共に自死することを決する…。後の事件を想起せざるを得ない…

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