このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/06/24
日本近代批判三部作の一作。三国連太郎が北一輝を演じる。アスペクト比の関係で『エロス+虐殺』よりも主張は控えめに見えるが、それでも異常に中心から外れた…
スタンダードを柱や天井によってさらに狭めるような構図の切り取り方に、北一輝や将校たちの置かれた時代の閉塞感を見た。北一輝は自分では動かないし、物語の中でも冒頭の殺人以外は直接的に出来事はえがかれず、…
>>続きを読む前情報、知識があるとないでは、全然見え方が違う映画。そこまで知識がなかったので、半分も理解できてない気はする。
ベースとしてこの時代特有のピリピリさと命の価値があって、淡々として見えるそれぞれの人た…
ピーポー↑パーポー↓ピーポー↑
✝️吉田喜重監督初観賞
✝️226の首謀者、北一輝が題材
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たまには映画映画しい作品でもと吉田喜重
トリッキーなアングルが印象的で、電子音…
日本近代批判三部作の内三作目。
思想家北一輝を主人公に自身の思想が事件を巻き起こしていく様を畏れながら押し潰されていく様子を描く。
無秩序の中の秩序を見出す戒厳令…北の戒厳令を被虐主義だとする発言も…
昭和日本における最初のクーデター未遂、二・二六事件に戒厳令、そして指導者のひとりとして処刑された北一輝を描いたATG作品だ。
満州事変、政治の腐敗堕落に不景気な暗い世相…
日本はひたすら逼迫して…
北一輝ってリストカットしてたんだっけ…??ATG映画だからなのか、奇抜な画角の映像ばかりで、そして台詞も思わせぶりなものばかり。うーん、北一輝というヤバい人物はもっと面白く描けたのでは。
キリスト…