(別媒体から感想を転記)
2021/03/22
父は娘の結婚に大反対。娘を悲しませても、母に諭されてもダメ。式に出ないよと友人に言うと、「ああ、出るな出るな」と言われ、これがクリティカルヒット。不…
駅員たちがホームのベンチで油を売って、花嫁衣装を着た新婦の姿を眺めながら「さっきのぽっちゃりした方は良かったな」「あれは駄目だ貧相だ」などと、余計なお世話だと言いたくなるような他愛もない会話をしてい…
>>続きを読む今どきの映画にくらべ時間の流れと人々の生活がのんびりと優雅に流れる
まだ着物姿が多く新幹線も無い、クルマも少ない時代の年頃の娘を持つ頑固な男vs女性達
京都の母娘がテンポがあっていい!最高!
会社員…
やあ、どうしたの。まあお上がりよ
あーた、どうしてわたしに黙ってお父さんのとこ行ったの? なぜわたしにそう言ってくれなかったの?
言わない方が良いと思ったんだ
なぜ?
君に余計な心配させたくなかった…
本作のタイトルが小津映画中で一番好きかもしれないという雑感はいいとして、今更言うまでもないが彼の戦後の作品は結婚とその後を描いているものが多く、思えばそれらは大きく三つに分けられる。
『晩春』/『…
父親 佐分利信
母親 田中絹代
長女 有馬稲子
次女 桑野みゆき
山本富士子
久我美子
佐田啓二
高橋貞二
笠智衆
頑固な父、他の娘の言い分には
優しく理解を示す。
自分の娘になると話は別。
…