小津にとり初のカラー作品となった結婚をめぐるドラマ。
娘の恋愛結婚に反対する一方、他所の娘には親の言う事など聞くなと説く父親世代の一筋縄ではいかない感情を描く物語です。
旧世代の敗北をユーモラスに見…
「おい、南京豆南京豆!」(棒読み)
スポーツの記録と同じで、現代はなにもかものレベルが上がり過ぎて当時の役者陣の演技力が低く思えあまり入り込めなかった。妻役、田中絹代も、喋っている時のまばたきが極…
再見。
小津安二郎の初カラー作品(ドイツのアグファが使われたことでも有名)だが、かなり渋い方の位置付け?なのかよく覚えてなくてもう1回観た。
確かにこれは咀嚼して味が出てくるなと。佐分利信の台本…
佐分利 信のお父さんが、人のとこの娘の結婚にはおおらかなのに自分の娘となると、というちょっと皮肉系コメディっぽい。が、まぁ気持ちはわかるよね。当時の家父長制バリバリなのでイライラする人も多いかと思い…
>>続きを読む結婚について、他人の家のことだとささっと答えだせるのに自分の娘のことだと、はっきり答えだしたくない。
そんな親心。
佐分利信はどーしても「悪」なイメージがあって、いい父親って感じがしなかった😅😅
畳…
娘の人生を親が決めるなんて時代じゃないよ。と。
時代は流れて新しい価値観が生まれる。
お見合いから恋愛結婚に。
学歴や社会的地位を元にした経済能力による判断基準だけではなく新しい判断基準も生まれる。…
小津の描くブルジョア封建的父の典型みたいな佐分利信は、現代の視点で見てしまうとウザくて仕方がないが、そんな封建父を持ち前の京都弁トリックで欺いてネコちゃんを結婚へ導く山本富士子の存在があまりにすばら…
>>続きを読む小津安二郎の初カラー作品と知らず観た。
着物の柄が本当に毎回美しい。そして赤!
笠智衆、田中絹代、佐田啓二、佐分利信…
小津作品の常連だらけで安心しか無い。
2018.12.28レンタルDVD*字…