ロメールの中でも人物配置に賭けた今作で、終盤、アンリシルバンポーリーヌピエールの4人がアンリの家で真実を議論するシーンで、最初アンリシルバン/ポーリーヌピエールのような構図からポーリーヌを画面奥の扉…
>>続きを読む 避暑地での、15歳の一夏の恋と、中年同士の三角関係を描く。
愛に必要なのは完璧さか。不完全さから生まれる愛おしさか。誠実さか。類似性か。はたまた都合のいい解釈か。
自分のためになる相手を愛…
@新文芸坐オールナイト
男女の誤解とすれ違いと予想外の事態を連続させることで好意と嫌悪の矢印をコロコロと変えていくところにラブコメの流れがある、構成にはサスペンスっぽさもある
前半の恋愛談義を聴…
「正義」も考えものだ。
ピエールが考える「正義」は日の当たる表舞台ならそれでいい。けれどそんなふうに説明できるような簡単さで、目の前の現実があるわけではない。直視すればそんな「正義」は空想だとわか…
最終的にはなんか全員カラッとしてる
寝てる間に脚を舐めてきた奴と食卓を囲うな……
カットでかなり大胆に場所を飛ばすけど、会話が中心だから全然問題ないんだな
売り子云々の騒動のとき、シルヴァンのお人…
エリックロメールマラソン#3
よくもこう皆誰一人、開き直る事もせず自分を正当化させることをやめずにいられるなと。その姿勢が呆れを通り越してコミカルに見えてくる。
基本会話だけで話・展開が進んでい…