【鑑賞メモ】
大人の恋とか愛って難しいし色々面倒くさい……というのを、ポーリーヌの存在・感性がうまく際立たせているように感じた。物語が進むにつれて、ポーリーヌが主人公たる理由がよりはっきりしてくる印…
もしも僕が女の身体性をもつ場合には、エリック・ロメールをどんなふうに見るのかは分からない。いっぽう、男の身体性をもつ現状であれば、この下品さすれすれの嬉しさをどうしても味わうことになる。
オープニ…
初エリック・ロメールの作品を見た。
アリオンとアンリの大人な恋愛とポーリーヌの甘酸っぱい恋愛初心者のような恋が描かれていた。
海辺という場所からすべてが始まり、儚く終わってしまうところが好き。
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子供と大人の境目にいる15歳のポーリーヌ。
もう少しで大人の方に傾いていくだろう微妙で短いこの時期。
ポーリーヌ役の女優さんが本当にちょうどいい役どころ。
ロクでもない大人たちと15歳の少女も対等…
禿頭のエロゲスおやじのアンリがダンディでカッコいいこと!しかも大学教授のインテリなのに、上半身裸でタイプライターを打ったりのワイルドさと赤いスタジャン羽織って海辺を歩いたりのオシャレさも持ち合わせて…
>>続きを読む超フランス。好きになったら愛、欲望に忠実。
基本的に登場人物が言うことも展開も「???」多めになるあの感じ、日本ではあまり流行らないよな…
ポーリーヌが初めから結構大人で(もはや一番しっかりしている…
年上の従姉マリオンと一緒にノルマンディの別荘にやって来た15歳のポーリーヌが経験したひと夏の恋模様を描く、「喜劇と格言劇」第3作。
"海辺のポーリーヌ"というほどポーリーヌ1人にフォーカスしている…
エリックロメールマラソン#3
よくもこう皆誰一人、開き直る事もせず自分を正当化させることをやめずにいられるなと。その姿勢が呆れを通り越してコミカルに見えてくる。
基本会話だけで話・展開が進んでい…