azkyonさんの映画レビュー・感想・評価

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ダイアナ 〜プリンセス最期の日々〜(2007年製作の映画)

3.5

ドラマとドキメンタリーのミックス。
目新しいものはない。
ダイアナの悲劇はチャールズと結婚したことだと思う。

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

窪美澄原作かぁ。これは未読。

かそけき=今にも消えてしまいそうなほど、薄い、淡い、あるいは仄かな様子。
サンカヨウは花の名前。

10年以上父子家庭だった陽にお母さんと妹ができる。
怪獣のような妹の
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

史実がどうとかそんなことはどうでもいい。
キムタク演じる信長と綾瀬はるか演じる濃姫の戦国ロマンス。
娯楽作品として楽しむべし!

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.9

こんな結末になるなんて思わなかった。 

マジョリティからはみ出していた3人だが、マイノリティを個性として、お互いを認め合い青春を楽しんでいたはず。
もちろん思春期特有の悩みや迷いもあり、マジョリティ
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.9

映画館の後方から伸びている光は確かにワクワク感はある。
あの光の中にたくさんの物語が詰まっているような。
想像力や好奇心の塊の子どもならたまらなく魅力的だろう。

悪いこともたくさんした子どもに、厳し
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.5

原作は既読済み。
ずっと大竹しのぶが頭から離れなかった。
上手だけど大竹しのぶじゃない方が良かったような…。

コミカルだけど内容的には重いんだよね。
いろいろある人生だけど、おもしろ楽しく「生きてる
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.4

旦那デスノートで発散できて生活が回ってるんならいいじゃん。
こんな過激なこと周囲に言えないよね。
言ったら友だちいなくなるよ。

ダンナのことに限らず人の悪口を言う人とは距離を置くことにしているので、
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.5

原作は未読。
私の好みではなかった。

子どもも大人も楽しめるんだろうけど、後半はどちらかというと大人向けかな。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.6

序盤はなんだかおもしろくなさそうと思って見ていたが、中盤以降おもしろくなってきた。
ペンダントね。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

見終わって気づいた179分。
よかった!!
体の美しい2人の濡れ場が長かったが、嫌ではなかった。
忘れられない作品になると思う。

とにかく美大生のエマが魅力的!
私が高校生でも惚れてまうやろ〜!!
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渇水(2023年製作の映画)

3.2

砂漠で干からびる話と思いきや、水不足と水道料金未納宅の停水係と心の渇きの話。

あまりまとまりのない感じで進み、ホースで水を撒き始めたのを見てなんだか冷めた。

あの姉妹の姉の冷めた感じだけがリアル。
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

おもしろかったぁ!
目玉のオヤジや鬼太郎はこんなふうにして生まれたのね!

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.8

先日見た【ゴジラ-1.0】をもう一度見たいと思っていたら、モノクロ版があると知り早速見たのです。
映像暗すぎ。

モノクロだと巨大ゴジラがさらに怖かった。
いやー、ほんと怖い!
けど、あのゴジラのテー
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.7

久しぶりにものすごく変なものを見た。
ものすごく変なものなのに、ものすごくじっくり見せられた。

これは独裁国家やカルト宗教団体の縮図のような家庭じゃないかしら。

20歳前後くらいの3人の子供たちは
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ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

3.5

先輩なっちゃんが急死し、なっちゃんの故郷での葬儀に参列するためにレンタカーで郡上八幡を目指す3人。

ちゃんと男に見られるようにとあれやこれやと知恵を出し合ったり、喧嘩したり、やかましさはまるでかしま
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おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.3

今ひとつ盛り上がらず終わってしまった。
堤真一の小狡い政治家顔が上手すぎる。

カット/オフ(2018年製作の映画)

3.7

なかなか面白かったけど、ちょっと気持ち悪かった。
素人さんに解剖させるなんて、あり得ないでしょ!!
でも映画だからと言い聞かせる。

もう少しあっさりしたストーリーでもよかったような。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.7

可愛い少女2人、白いドレスを着せたら妖精みたいだろうなぁ。

ママのマリオンが母親を亡くした喪失感が大きくてネリーをひとりぼっちにさせた罪滅ぼしだったのかな。

いや、逆でネリーの母恋しい気持ちが8歳
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.8

中国映画は久しぶりかも。
インド映画のリメイクだとか。

家族愛が強くて映画好きな父親が娘の犯罪を隠蔽するために犯罪映画のトリックを参考に完全犯罪を企てる。

映画好きの父親の発想はおもしろいけど、こ
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花腐し(2023年製作の映画)

4.0

一人で見ていてよかった。
1人で見るのがおすすめかも。

柄本佑、綾野剛、酒、タバコ、雨、ジメジメして暗いモノクロの腐ってる現在。
同じ女性と知らずに語るお互いの過去の女。

柄本佑、綾野剛はこんな退
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.6

こんな汚れた銀行マンだらけの銀行とは取引したくないわぁ。
ヘラヘラした阿部サダヲが悪者退治をするのかと思ったら同じ穴のムジナだった。

市子(2023年製作の映画)

3.9

長谷川のプロポーズを受けて嬉しいと言った市子が翌日失踪した。
市子の行方を探す長谷川は市子の過去を徐々に知っていく。

今でも市子のような境遇にある子どもたちがいるらしい。
親の怠慢だろうが、虐待のひ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

ザリガニが鳴くってなんだよ?と思いながらずっと気になっていた作品。
でもずっと勝手にホラーだと思ってスルーしてた。

母親、兄弟たちはロクでもない父親から逃げていき、6歳のカイヤだけが残されたが父親も
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリータッチでした。

こんな生き方もある。
亡き夫の思い出と一緒に車を走らせ、あちこちで働き、いろんな人と出会っては「またね」と移動する。

「この生き方が好きなのはさよならがないから」
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20歳のソウル(2022年製作の映画)

3.6

実話なんですね。 
全体的にざっくりしてました。

若ければ若いほど〔今を生きる〕なんて自覚なく、喜怒哀楽全開でおもしろおかしく生きている。 
明日がくることは当たり前のことだし、死なんてものすごく遠
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

映画館で見たかったという思いと、いや、いや、こんな巨大なものが襲ってくる映画を大スクリーンで見たら悪夢を見るだろうから家で見てよかったのだとの思いが行ったり来たり。
(ジュラシックパークを見た時にも思
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.5

どうしようもないなぁ。
すべて人任せなのに浮気だけはきちんとする。
面倒なことからはすぐ逃げる。
冒頭から殴りたくなった。
こんな男と5年も暮らしてた女役に前田敦子、ピッタリ過ぎる。

こんな男の親の
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

優等生の息子と愛情いっぱいの父親、といえば理想的な親子だろうが、どこか抑圧的な感じする父親。

依存を断とうとする息子も救おうとする親たちもどちらを見てても辛い。

依存症というのは脳が依存物を欲しが
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

インテリ小説家の黒人モンクの意識高い系の小説 は思うように売れない。
しばらく離れて暮らしていた家族は大きく変化し、妹の急死によって生活が苦しくなってくる。 

家族や兄弟の関係、仕事、全てが思うよう
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Winny(2023年製作の映画)

3.8

短期間だったけど、一時期Winnyユーザーだった。
これってヤバいなって思って辞めた。

その後のことはまったく知らなかったので、これを見てちょっと驚いた。
なるほどそうだったのかぁと。

7年かけて
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ティル(2022年製作の映画)

3.8

息子を殺された母の愛が、執念が黒人解放、公民権運動に一石を投じることになった。

母親から見た黒人差別問題。
息子を殺された母親はもちろん、息子を預かっていた親戚の家の人々の気持ちを考えると堪らない。
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アガサと殺人の真相(2018年製作の映画)

3.4

まぁまぁ楽しめた。

実際にあったアガサの失踪をもとに想像して書かれたミステリー。
ミステリー作家が本当に謎解きをできたらすごいなぁ。
でもね、ミステリー作家は自分で作った謎を自分で解いて本にするんだ
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潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ(1993年製作の映画)

3.9

こんなラストはまったく予想してなかったので泣くところだった。

性格がまるで正反対の老人2人がケンカしながらもお互いに欠けているものを補いながら友だちになっていく。

唯一の共通点は老境の寂しさ。
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わが魂を聖地に埋めよ(2007年製作の映画)

3.8

19世紀後半、南北戦争後のアメリカ。
日本では幕末から明治へと大きく移り変わる頃。

19世紀から20世紀への移行時には世界的に文明が発達してあちこちの国で少数民族は虐げられていたのではないだろうか。
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空人(2015年製作の映画)

3.1

自分の代わりに特攻で死んだ戦友のことをずっと悔いて生きてきた男の死に際の償い。

戦争で生き残った人たちの中には、生きて帰ってきたことを悔いる気持ちをずっと持っている人が多かったようだ。
誰のせいでも
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