以前鑑賞した際にこべりついた「つまんない」というただ1点のイメージを払拭せるが為に再鑑賞した結果、「つまんない」以外の何点ものイメージを総合してもツマンナカッタエイガ。
合間合間に登場する人物や犬…
ホン・サンス監督のまあまあ初期の作品ですが、すでに作家性が確立されているのはさすが。倫理観の低いダメな男のグダグダ話(ほめてる)。コメディーと言えなくもない。
ボクもホン・サンス監督作品をたくさん…
恋愛劇という軸と散文的に繋がる出来事。
繋がりのない出来事が、恣意的な意味があるかないかわからない出来事が、夢で見る様に無規則に繋がるのは、まるでリアルタイプのデヴィッド・リンチ。
ホン・サンスのや…
ノートを開いて実体とイメージの関係を説明するシーンで「あなた本当に賢いね」とセリフと同じことを言いたくなる。参照したのはベルグソン?
最後に車を押しに来る男2人まで含めて男2×女2の枠組みが維持され…
くだらないことで喧嘩になるシーンもホンサンス作品の楽しみポイントなんだけど、今作の店員の対応をめぐる諍いは楽しすぎ。キムソウ君の情け無い面構え、そこにそんなにこだわる?
というくらい執着する様は楽し…
■淡々として、どこかとぼけてて、時々凄くリアルで、どこまでシリアスに観ていいのか分からない、でもほんっとに面白い。一番好きなのはベロベロに酔っ払ったムンスクが「(男を)選ぶのは女の権利よ。退屈だわ……
>>続きを読む男女が出会って呑み食いしながら話をする、というスタイルは変わらないものの、約20年前のホン・サンスはまだギラギラしていて、男女とも話よりカラダが先決、といった感じだ笑。話している内容も今の作品と比べ…
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