身重のミラ・ジョヴォビッチ(本人役)をモデルに写真を撮るカメラマンのフィン。
仕事で訪れたイタリアの街パレルモが気に入った彼は、しばらくそこに滞在することにした。そこで出会った壁画修復を仕事とし…
レンタルした古いDVDに予告編が収録されていて
芋づる式にレンタル視聴。
ヴィム・ヴェンダースは自分向けでないのがわかった。
日々の繰り返しに疲れた、地位も名声もある男が、
訪れたイタリアで美女と…
冒頭はROCK全開でスタイリッシュな展開に期待したんですけど、
パレルモ以降はぐだぐだ。
こういう映画をシュールだとか、芸術だと言うんでしょうか。
デニス・ホッパーが演じる死神が語る写真論。
すいま…
スタイリッシュな映像、死神の絶妙な抜け感など映像だけ観てても飽きない。
ストーリーが無いに等しい?
主人公の写真家の妄想?夢?死後の世界?生死を彷徨う瞬間の魂の表現?そんな感じのシーンが次から次…
このレビューはネタバレを含みます
「パレルモ・シューティング」
様々な印象深いシーン。一度聴いたら忘れられない数々の音楽…視覚効果を使った夢の様な場面。CGを彼流にアレンジ…巨大なフレスコ画。絶妙な悪役を表現したD.ホッパーと…
かなりの本数を見てきて、自分の心の奥底までグサリと刺さる名作とそうでないもの(笑)に極端に分かれる傾向が多くなってきたヴィム・ヴェンダース作品だが、久々にどちらとも言い難い微妙なものだった気が。自分…
>>続きを読むヴェンダース監督作品
リアル妊婦なミラ・ジョヴォヴィッチ、一瞬のルー・リード、そしてデニス・ホッパーの死神。生への倦怠感から死に取り憑かれ哲学的な迷宮に迷い込む。
とっても見る人の感性を選ぶ映画…