フェリーニのアマルコルドに投稿された感想・評価 - 90ページ目

『フェリーニのアマルコルド』に投稿された感想・評価

ファシズムが台頭してきたイタリアを舞台に描かれるフェリーニの甘美な夢世界と欲望の物語。アマルコルド、私は覚えている、少年の記憶。タバコ屋の女の爆乳・・・
もへあ

もへあの感想・評価

3.5
自由で陽気な田舎の人々。全てが吹き荒れる綿毛のように愛おしい。
これといったストーリーもなく、強烈な出来事が起こるわけでもない。ただ、そこにいるハチャメチャな人たちと、彼らがいる景色、音楽が楽しい。

記録
イタリアの田舎町の四季折々の見事な撮影とその町に住んでいる人々を描いた群像劇。このタイトルはF・フェリーニの故郷リミニの方言で「私は想い出す」と表している。物語は1人の少年を焦点に絞り、その中…

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全ての登場人物が生きていて主人公。フェリーニの映像、キャラ、セットはこれぞ映画ってオンリーワンの世界。そこにニーノロータの音楽が流れると完璧!なんかピカソの絵を実写化したみたいなリアルでシュールでノ…

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アノ

アノの感想・評価

4.7
フェリーニは夜の町を撮るのが上手すぎる。
サスペンスにおける異界としての夜の町でなく、日常の延長としての美しさ。

タバコ屋のおばさんが急に冷めて主人公を突き放すとこで爆笑した。

タイトルのアマルコルドが「私は覚えている」という意味だと初めて知ったが、その言葉の通りフェリーニが青年時代を生きた1930年代中頃の故郷の風景を描いた作品で、脚色が入ってるのは明らかだがフェリーニ独…

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綿毛が冬の終わりをそして春の訪れを告げる。
全部がフェリーニの忘れたくない大切な思い出で彼は“それ”が大好きなのが本当に伝わってくる。ずっと楽しいまま。

音楽は小さい時からずっと聞いていたから馴染…

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SN

SNの感想・評価

4.2

フェリーニの故郷であるリミニを舞台に種々雑多な人々が織りなす群像劇。

春を知らせる綿毛が舞い始め、人々は町の広場に集まる。博打が飛び交い、広場では魔女の人形が炎高々と燃やされ、窓から男が夜空に向け…

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saramaro

saramaroの感想・評価

3.5

古い作品なので今みると色々と突っ込み所はあるのですが、「ニューシネマ・パラダイス」の少年がもう少し大きくなって自分の街・人・想いを1年間見たような作品でした。
途中何度か流れるのですが「トム・ピリビ…

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原題“AMARCORD”は、本作の監督&脚本のフェデリコ・フェリーニの故郷である北部イタリアのリミニ地方の、現在では死語となっている言葉で「私は覚えている」を意味する。
このタイトルが表すように、フ…

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