巨匠フェリーニ自身の青春時代をノスタルジックに描いた作品。
前にウディ・アレンの「ラジオデイズ」を観た後に、某サイトのレビューで「「フェリーニのアマルコルド」のようだ」と書いてあるのを見てラジオデイ…
「アマルコルド」=「私は覚えている。」というタイトル通り、フェリーニ監督の半自伝的作品となっている。
作品全体に漂うノスタルジックな雰囲気がたまらないな。お祭りや街の風景を切り取る視点はもちろん…
・綿毛が町中に舞う
・カメラに向かって町について語る男
・懺悔
・不仲の夫婦、お互いが自殺すると脅す
・ファシスト党からのリンチ
・笛で踊るアラブ風の女達
・木に登って降りない叔父、女がほしい
・…
郷愁をただよう綿毛の美しさがとても良い。あとおしり愛がすごい。
監督の青年期を描いた映画って、なんで不文律のようにリビドーのための女たちととぼけたおじさんたちがいるんだろうか?笑
(オマージュとい…
録画した後、途中まで観たこともすっかり忘れて放置したままだったのを漸く鑑賞。
邦題に「フェリーニの」とつくくらいの巨匠だけれど、観たことがある彼の監督作は「道」だけ。本作はカラーだということもあっ…
街の出来事一つ一つが素晴らしくて
人の暮らしが、今のままで祝福されるべきものだと思える。
群衆が集まり、喜びや悲しみの先に儀式がある
母が死ぬ時、結婚する時、春が来た時、
人々は一度生まれ変わり、今…
構図に一々痺れすぎる。
特に豪華客船を見に行くくだりの一連と、葬式の構図がやばすぎた。
ただそのシーンを眺めているだけで面白いって究極。
フェリーニの作品を見る度、
人間の愚かさを愛せる気がしてき…
人口も少ない田舎町で、どんな小さなイベントごとも村人達全員で全力で取り組もうとしその人生を謳歌しようとする姿勢が楽しげである。
エピソードはバラバラで、ささいなものからちょっと重めなものまでゴチャ…
何年か前に一度観てリタイアしてしまっていたフェリーニの自伝的作品。この映画にストーリー性を求めたらダメなんだなと心を改めて再鑑賞(笑)
歳をとってから思い出す幼少期の記憶は、かたや断片的にしか記憶…