名家兄弟の泥沼関係が一家全体を悲劇に招くことになる。色彩、映像美、撮影規模に驚かされる。自然の雄大さを感じる中で人の血や煙、戦乱の無惨さを対比するように演出する。ただ展開が弱くそこまで見入るほど面白…
>>続きを読む戦国大名の内紛の一部始終を描く時代劇。黒澤=軽妙なヒューマニズムとアクションエンタメという印象があり、神の視座からどっしり構えて人の業を描く重厚時代劇は割と異色に感じる。重厚すぎて興収は大赤字だが、…
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『夢を見ていた…』から物語が動き出すの、黒澤明だ!!って興奮した。狂阿弥が名言残しまくっててとにかく最高だったから映画見終わったあとに家で課金してもう一周しちゃった。〈人間そのものが持っている業みた…
>>続きを読む監督・脚本・編集 黒澤明
脚本 黒澤明、小國英雄、井手雅人
撮影 斎藤孝雄、上田正治
果たしてこれを超える日本映画は今後登場するのかどうか不安なほど、制作費から圧倒的なショットの重みと深い内容が詰…
仲代達也の演技が圧巻。
リア王に着想を得ただけあって、人間の愚かさがよく描かれている。
戦国時代を舞台にして愛憎劇が繰り広げられていて、黒澤の造詣が見て取れる。
映画の構図がやっぱりかっこいい。
お…
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まず映像美!!大殿の息子3人のカラーリングから始まり、城に攻め入る時の色の配置とか、技術的な凄さを評価できるほど知識はないけど、ただただ映像の美しさに感動した!!
また、自分の一番好きなキャラは次郎…