でにゐろさんの映画レビュー・感想・評価

でにゐろ

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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

序盤はミュージカルとサクセスストーリーって感じでまぁ在り来りで見応え無かったけど後半につれて段々とお互いの雲行きが怪しくなってきてからが現実味ある人生描いてる感じがして面白かった。ビターエンドが好きな>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.7

思っていたより辛くは無かった。だけどやっぱり報われないし気分も良くならない映画。周りの人がいい人ばかりだと思っていたら少しの欲に堕とされる主人公を見させられた。主人公も沈黙の約束を守りすぎで個人的には>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.7

前半のロードムービーは正直好きじゃないからかなり退屈した。大型バイクに乗る2人のカッコ良さに憧れた。後半にかけニューシネマと言われる要素が増え始める。ジャック・ニコルソンが出てるのは驚いた。ニューシネ>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

前半は離婚に関してサマンサと話し合いながら恋心の芽生える過程を描いていて楽しかった。途中かなりぐだった印象があってそこから終盤まで退屈。後半ネガティブなシーンが連続してる割に展開が少なかった。最後の終>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

3.8

話がまとまってて面白かった。活弁が何か知らなかったけど思ったより面白そうな職だった。コメディ要素が多くて見飽きなかった。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

ベタロマンスかと思ったけどそうでもなかった。ヘップバーンが可愛いのは前提としてホリーのキャラがめちゃくちゃ嫌いだったな。そういう内容だからしゃーなしだけど金に目がくらみすぎてて最後のオチが無理やり持っ>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.6

面白かったぁ、、、エドワードノートンの演技は凄い!落ち着いた人格も荒い人格も見事に演じきってる。ファイトクラブでも二重人格キャラだったな。展開多くて脚本も最後まで飽きずにドキドキしながら見ることが出来>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.7

ベタな悲劇ロマンス映画。ラブラブを見せつけられるようなベタさではないけど展開は読めるし内容もそんなに濃くない。だけどシーンの美しさやエモさを存分に味合わせてくれる映画。

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

4.2

映画祭で鑑賞!フラッシュ焚いて撮る人多いし撮り終えたらすぐ帰る人多くて萎えたけど内容は面白かった!リメイク版より大会の緊張感うすかったけど最後の鶴とか感動

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

安定に面白かった!だけど今回は地底とキングコングのストーリーメインでゴジラの見せ場が少なかったこととどうでもいいキャラとの戦いが頻発したせいで本望の戦いのインパクトが薄かった。それと前半が会話劇多めで>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.6

鳥の怖さが存分に伝わった。古い作品だから鳥の群れとかが襲ってくるシーンどうやって撮影するんだろとか思ってたら上手い具合に合成されてたし実物もかなり沢山いた。目玉をつつかれないかどうかハラハラしたし痛々>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.9

中盤までのシガーのキャラ癖強感と恐怖がとても良くて見応えあったのに終盤考えさせようとしてくる脚本で一気につまらなくなった。単なるサイコスリラー的な作品で終えたらめちゃくちゃ面白かったのに疑問の残る後味>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.6

どんでん返しだし王道デスゲームホラーと知っててなかなか見なかった1作。だけど鑑賞したら最後まで緊迫感半端ないし脚本も緻密に練られていて凄い面白かった。途中犯人らしき人物が複雑に絡みすぎて混乱しかけたけ>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.7

アル・パチーノの危なっかしい演技が最高だった。長尺の割に退屈せずに見ることが出来て良かった。途中テンポ悪かったけど。とにかく印象的なシーンが多くてマニーへの信頼が崩されたシーンでのアル・パチーノの顔の>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

3.7

全体的に淡々としており中盤で一気にテンポが悪くなり結構退屈してしまった。恋愛パートがしつこいようにも感じてしまい自分には合わなかった。ただ最後のシーンの伏線回収は感動した。アルフレードがトトに30年分>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

3.3

あんまり好きじゃなかった。ド派手にドカーンといく映画だと聞いていたけどベトナム戦争帰りのランボーが現実に打ちのめされて暴走する映画だった。警察も悪いけどランボーも暴走しすぎで勧善懲悪的なものではなかっ>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

古い作品の中では抜群の知名度を誇る本作。やっと見ることができた。簡単な内容で12人の陪審員が討論し合うだけでこんなにも面白くなるとは思わなかった。白熱する議論や度を越した偏見、キャラが際立っていて見て>>続きを読む

ウエスタン(1968年製作の映画)

3.7

西部劇映画は初めてだった。あんまり刺さらなかったけど話がまとまってて分かりやすかったから長尺が割と短く感じられた。敵や主人公にそこまで感情移入ができなかったから倒してもそこまで響くこともなかったな。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.1

前々から気になっていた作品。設定が面白すぎてどんな展開が来ても見入っちゃう。ただ思ったよりもグロめでストーリー本筋が中々頭に入らなかった。結局色々と謎は多かったしこの穴はなんなのか分からずに終わった。>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.7

ロバート・デ・ニーロの演技が凄すぎて驚き。薬を開発して治療する映画かと思いきやその後が本題だった。短時間しか続かない効果で希望と絶望を交互に見せられる患者に対する倫理的な問題を提示。なんとも言えない終>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.1

ターミネーター対ターミネーターでしかも前作の敵の800が味方になる激アツ展開。とても面白かったし1000の近未来感というかアンドロイドを表現する技術が凄い。前作と違ってターミネーターに芽生える感情と人>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.8

普通に面白かった。やっぱり名作なだけあって外れることはないなー。シュワちゃんは味方だと思ってたけど1では敵なの知らなかった。思ったよりもターミネーターのデザインにこだわっていて良かった。皮膚が剥がれて>>続きを読む

炎628(1985年製作の映画)

4.1

グロさは全体的には薄かった。西部戦線異状なしの様な戦争を通して描かれる惨さではなく白ロシア地方で起こるナチスの一方的な虐殺の惨さを描いた作品。その為全体的に迫力はあまり感じられず淡々と進むが、ナチスの>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.6

ジョディ・フォスターがいかに良いキャラしていたかが本作でわかった。交代してからなんかキャラが違う、、、余りにも強気で我が強い。内容もごちゃごちゃしてて終始まとまってなかった。ただ終盤の衝撃的なグロさに>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

思春期ヒューマンドラマ系統は苦手だったけど予想以上に楽しめた。主人公が見栄を張りたくなる気持ちもよく分かる。周りの子も悪い子ではない自分を生きてる子達で嫌いにはなれない。シャラメの役は思想偏りすぎてた>>続きを読む

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

4.5

作品数が多すぎて手の出せなかったシリーズ。せめて1作目はと思って見たけど人気な理由がわかる。めちゃくちゃに面白いしレースシーンも車の排気音も全てがカッコイイ。脚本もしっかりまとまっていて見応えあった。>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.4

実は先にこっちから見てしまったせいで意味が分からず評価もつけてなかった。だけどようやくブレードランナーを鑑賞し2049の解説も見直してブレードランナーシリーズとしての面白さがよく理解できた。前作は単純>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

サイバーパンクな世界観が完璧に再現されている。東京というよりもTokyoな雰囲気。全体的にはレプリカントを捕まえるため奔走する話だったがレプリカントの寿命が短いことやレプリカント自身の心情を知ることで>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.9

SFアクションの王道。設定がまず面白い。普通のSFとは視点の異なった作品で現実から疑わないといけない。映像も凝っていて近未来感ある演出と廃れた未来の世界観が上手く作られていた。結局キスのシーンに因果関>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.7

ついに見終えたゴッドファーザー三部作。皮肉にもマイケルが冷酷でなくなり普通な生き方を望めば望むほど地獄に落とされていく。過去にしでかしたことをいくら懺悔しても結局最悪の結果となって帰ってきてしまう。泣>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

3.8

完全版じゃない方にマークしてた。結構前だけどこっち見た。完全版は約4時間。当時よく我慢して見ていたなと思った。脚本は前半はギャングとしての人生、後半は仲間を裏切る主人公に数年後届く謎の手紙についてを描>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

ホプキンスの演技が恐ろしすぎる。ただの変態殺人鬼だったらビルみたいな雰囲気で成り立つんだけどホプキンスの演技とキャラがよくできていてカニバリズムな殺人鬼に知的さがあるおかげでカリスマ性が感じられる。王>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

安定に面白かった。演出よりも脚本でみせてくる映画。唐突に始まる時系列の交錯はなかなか分かりずらい。実験での演出はかなりの迫力と映像美で呆然としてしまう。これはIMAXで見てよかった。原爆関連よりも前半>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.8

終始暗い雰囲気で進んでいく。設定が複雑で途中よく分からなかったけど普通に面白かった。紛争シーンの迫力と演出凄いな。終わり方が悲しいけどお洒落。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

とにかく画が綺麗、、、色彩豊かで自然が映える。内容は淡々と同性愛についてを描く。展開も少なく静かだったが綺麗な画とシーンカットに見惚れてあまり退屈はしなかった。28ページを絵画で見せていく演出お洒落だ>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.8

長かったー、、、終わったあとに若干余韻が残った。終わってしまったのかと。世界観が凄くて壮大なスケールを見事に表現出来ていた。ストーリーもブレることなく上手くまとまってた。だけどあれだけ恐れていたボス自>>続きを読む

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