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ゴダールの決別
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ゴダールの決別の作品紹介

ゴダールの決別のあらすじ

レマン湖のほとりの町に住むごく普通の夫婦に起きた出来事。ある日の夜、出かけていた夫が突然帰宅し、妻・ラシェルは彼に抱かれる。「夫に乗り移った神」だと彼は宣言し、妻はそれを信じた。だが妻は、自分が抱かれたのは夫なのか、神なのか、と苦悩する。

ゴダールの決別の監督

ゴダールの決別の出演者

原題
HELAS POUR MOI
製作年
1993年
製作国
フランススイス
上映時間
84分
ジャンル
ドラマ

『ゴダールの決別』に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

3.2
ジャン=リュック・ゴダール監督作品

創造主(神)と肉体をモチーフに作り上げた作品

小難しく取っ付きにくい方のゴダール作品とはわかっていたので、端っから理解するつもりなんかさらさらなかったのですが、さすがにこれはキツい

正直今まで見た映画の中でもトップクラスに難解
で、感想を文字にする事すらも苦痛なレベルの高尚加減

字幕なんかむしろ不要なんじゃないかというくらい、何を言ってるのかまっっっっっったくわからず、ひたすら字幕が字幕の意味をなさない哲学じみているというか宗教じみているというか…
しまいにはメタ要素まで盛り込まれる
そんなこんなを84分間数珠つなぎのようにして突き進まれてしまうと、ついていけるわけもなく…

とは言っても、ひとつひとつの構図や色使いなどのセンスはロメールを彷彿とさせるほどで、美しい自然を巧みに使ったロケーションから衣装や小物まで、とにかく映像に関しては息を飲むほどバッチバチに美しい
ここまでの領域に踏み込まれてしまうと、逆に字幕が邪魔になるくらいで、まるで美しい絵画を観ているような映像が続くもんだから、結局は全く退屈することなく最後まで観ることが出来た

この桁違いの映像の美しさがあれば、先述した難解さなんかどうでも良くなってしまうから、やはりゴダール大巨匠なのだなぁと身に沁みて感じられる映画だった
しかしゴダール本人以外に本作を真に理解してる人ははたしているのだろうか…笑

〈 Rotten Tomatoes 🍅-% 🍿41% 〉
〈 IMDb 6.2 / Metascore - / Letterboxd 3.3 〉

2021 自宅鑑賞 No.433 U-NEXT
ワンコ

ワンコの感想・評価

3.9
【面倒臭い映画】

※ 「追悼ジャン=リュック・ゴダール映画祭」

ゴダールが昨年尊厳死を選択した。
彼は、この世界と決別したのだろうか。
いや、彼のこの世界での彼の役割と決別したのではないのか。

時々聞こえる得体の知れない声。
映画で聞く時は大概悪魔の声のように思う。

視点を変えれば、どこぞの神は悪魔になったりする。

それに、悪魔が実行すると姦淫だが、神がやるのであれば救済ということになったり。

映像と聖像について云々する場面がチラッとある。
少し違うが、偶像崇拝はダメで聖書によるべきと言ったところで、頭の中で思い描いていたらおんなじじゃないかなんて考えたりもする。

イスラム教では血を血で洗うような宗派の対立もある。

理屈をつけて、これは神の思し召し、これは悪魔の仕業、これは人間の業なんて分けて話したところで、実は、全部人間の考えたことじゃないのかなんて考える。

僕は、神道の神職の資格を持っているが、いつも思うのは、神様やパワースポットは人の心の中にあるということだ。
大変な人に手を差し伸べたり、マイノリティのことを考えたり、難民や貧困に喘ぐ世界の子供達を助けるために働く人に協力したり、そんなことを思いついたり、実行できたりすることが人の心に神様がいるということなのだと思う。

この映画は、正直、面倒臭い。
聖と性を強引に結びつけてしまうゴダール。これはレネと同じことをやってるはずで、恐らくゴダールで一番美しくて一番わかりにくいが、絵画のような緑が映える木々の中で演じられる前半こそ映画館で観るべき光景であって、平面化された構図に対して立体的なサウンドがスクリーンの均衡を保っている。

複数の一人称視点の組み換えを繰り返した結果ああなるのは必然、去年マリエンバートで感はただ主題を「男女が去年出会っているのか」から「男に神が憑依していたのか」へ置き換えているに過ぎない。
故にユイレの名が突然出てくるのは何ら不思議ではなく目配せなのだろうし、それは他の方が書いてる通りリュミエールにしてもフォードにしてもカニバリズムに対しても同じなんだろう。

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