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アンフロステッド: ポップタルトをめぐる物語のIKUZAGIEのレビュー・感想・評価

2.7
Netflixによるコメディ映画。あまりのくだらないギャグに何回か吹いた。映画の雰囲気はなかなかポップで悪くないが、ストーリーが少々分かりづらかった。笑いのツボがどちらかというとナンセンスギャグ(不条理・意味不明なギャグ)で、この手のお笑いが好きな方は楽しめると思うが、苦手な方や、たまたまその日のテンションが低い方には、“くだらない映画”で一蹴されそう。
ストーリーは、アメリカを代表するお菓子であるポップタルトの開発秘話。実在した社名や人名は出てくるものの、100%“ほら話”と思われる。話の盛り方もいまいちピンと来ず、アメリカの食文化や一般常識をさほど知らぬ日本人(私)には全体的に分かりづらかった。理解が深まるかと2回鑑賞したみたが、心に残るものは何も無かった(笑)。
「そもそもポップタルト知らねーや」と思ってググりました。
ポップタルトは、薄いタルト生地に甘いフィリング(具材)が挟まっているというシンプルなお菓子で、シリアル食品などの製造を行うケロッグ社から販売されているそうです。朝食、ランチ、おやつ、夜食と小腹が空いた時ならいつでも食べれる万能食として、子どもから大人まで、昔から愛されているお菓子だそうです。また、挟んでいるフィリングには、いちごクリームやチョコレート、ピーナッツバターなど、様々なフレーバーがあるらしい。気になるお味の方は「とにかく甘い」らしく、中には、外国のお菓子などによくあるアイシング(砂糖衣がけ)を施しているものもあるそうで、なんかとっても病気になりそう、違った、大変人気のあるお菓子だそうです。
監督・主演はジェリー・サインフェルドという方で、俳優でコメディアンらしい。『となりのサインフェルド』という国民的コメディドラマで大人気だったとの事。へ〜。
映画の方は、正直くだらないけど、とにかくバカバカしい映画を観たい時にはとても良い。この手のギャグ映画にありがちなゲ●等の下品な映像が全然無いのも好感度高い。ボケーっとしたいけど、なんか暇だなって時にちょうど良い映画。
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