IKUZAGIE

誰も助けてくれないのIKUZAGIEのレビュー・感想・評価

誰も助けてくれない(2023年製作の映画)
2.8
Disney+で配信。意外と楽しかった!訳が分からないけど最後まで一気に観れました。「面白い」と「つまらない」の丁度境目にあるSFホラーで内容は結構酷いですが、こういうのたまに良いですね。「ひどーっ!」と思っても、ホラー演出を楽しむことに特化した映画と思えば、少々ストーリーが酷かろうが、セリフが全然無かろうが、そんな事どうでも良いです。(セリフがほぼ無いので、字幕無しでもOK)
とりあえず2〜3回爆笑しました。一回目の爆笑は20分過ぎた辺りで、夜中に吹きました。「んな、アホな!」と思ったらもう最後、ホラー映画としては怖くなくなってしまって、そうなると逆に、ひたすら演出や宇宙人を楽しめるようになりました。あ、映画ではグレイタイプの宇宙人出てきます。この宇宙人が目的も行動もよく分からなくて良い。「へ?」と思ってもそこは宇宙人ですから。分からないままで良いのです。
ちなみに映画とはあまり関係ありませんが、グレイタイプの宇宙人ってなんでいつも全裸なんでしょう?UFOを作れるほどの高い科学技術を持ちならがら全裸っておかしくないですか?と常々思ってたのですが、実はあれが宇宙服で中にもっと小さい生き物がいる、もしくは遠隔操作された有機生物型ロボットだとしたら、口から変な物も出ますね。まあいいや。
あと、女優さんほぼ一人芝居でえらい頑張ってた。ケイトリン・デヴァーという方らしい。ググってみると、「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」でガリ勉役を演じてた女優さんでした。「あぁ〜!なるほど!」と、なんか妙に納得。
ということで、個人的にはそこそこ楽しめる映画でした。SFホラーでツッコミどころを探して楽しみたい方、あまりアレコレ考えたくなくて気分転換にお化け屋敷でも入りたいなーという方などにオススメ!
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