yaekoさんの映画レビュー・感想・評価

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


映画で服部くんが絡むと歴史×謎解きなんだな〜結構頭使うな〜って観てたら最後30分くらいで一気にズコーってなった。
コナンの登場人物たち、みんな異能者か何か?もう頂上決戦的な感じではあ、、、ってなった
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6


なんかずっと既視感、、、どこかで観たな?から抜け出せなくて、ストーリーも鮮度がなくて薄味というか、、、まあ、それだけディズニーを多く観てるということだよね。

でも、100周年記念っていうパワーワー
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0


あああこんなん泣く〜。
子どもは天使だって言うけど、真実だね。
やりたい放題だし、言って通じる相手じゃないし、本当になんて厄介なの、、、ってほとほと疲れ果てる時だって日常茶飯事だけど、
彼らは本当に
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.6


自然体でめっちゃくちゃ綺麗なアン・ハサウェイと、爽やかでスタイル抜群なニコラス・ガリツィンのデートシーン(特にヨーロッパの時!)はどれも絵になり過ぎて、ため息しか出なかった。

っていうか、アン・ハ
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つぐない(2007年製作の映画)

3.9


キーラ・ナイトレイって美しい過ぎる、、、
今までも何度も思ったけど、やっぱり何度見ても美しいなあ、、、わたし女だけどもし近くに彼女がいたら絶対見惚れてしまう、、、その前にまずオーラで倒れるね、きっと
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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.7


変わっていくものと、変わらないものが収められたファミリービデオがとても良い。ずっと過去シーンばかりだったけど、そこに最後に映った光景にとてもほっこりしてた。良かったなあ、って心から思った。

エマの
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湯道(2023年製作の映画)

3.4


豪華キャストがちょこっとした役でも登場してくれて、観ているだけで楽しいのはやっぱりマスカレードシリーズの血脈。

笑えて、しみじみして、最後はお風呂上がりみたいにあったかくなる。あの、紅葉が映えるお
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.5


わたしにとってこれは映画ではなくて、圧倒的にドキュメンタリーだった。
そうか、もう、こういう映画が出てくるだけの、時間が経ったんだなあ、なんて思った。思いがけない内容だったから、不意打ちで、無防備だ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0


このゆるゆる空気感最高〜。
聡実くんの魂こもった紅はわたしも心奪われたひとりです。
っていうか紅って、そんな歌詞だったんだね。特に関西弁訳、めちゃくちゃ良かったんだが!もはや人生じゃん!

そして綾
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バービー(2023年製作の映画)

3.9


どうやら可愛いだけの映画じゃないっぽいぞと、なんとなく聞いてた本作。
ファンタジーとリアルの融合もさることながら、ちゃんとメッセージまで込められてて、
非現実のおもちゃの人形で現実の生きづらさを訴え
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6


ヨルゴス・ランティモスは『女王陛下のお気に入り』は観たことがある(これもエマ・ストーンだったね!)けど、その他のは気になりつつ観れないままでいた。
『ロブスター』なんてその筆頭だったけど、なんかもう
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5


2時間半心臓に悪いのは良くない(最高)。
本当、毎回アクションの限界突破してくるからすごいよ、、、これ以上はないな、無理でしょ、っていうのをきっちり超えてくるの何事。
CGの技術もかなり発展した今の
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正欲(2023年製作の映画)

4.3


“誰も1人でいないといいよ。”

この自分の奥で煮えている感情が、いったいなんという名前のものなのかわたしは分からない。観ていて、ただ漠然と、ジリジリとした、ザラザラとした、ジワジワとした、なにかが
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.5


ずっと流れてるピアノのジャズが素敵で、ウディ・アレン色全開。
これもニューヨークが舞台なのね〜。

正直、タイトルに全然ハマってる気がしなくて、これ本人が出てくる意味ある?ってすごい思ってた。でも、
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市子(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


ふとニュースで見聞きしても、情報の波の中にただ流されていくだけだった無戸籍という問題。それがわたしの前に初めて姿形を伴って、目の前に現れたような感覚。

生きているのに、生きていないって、確かに今こ
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.7


2人に横たわる昏い影はなんなのか、多分そうなのかなというとは思いつつ、ずっと分からなかった、最後の20分までは。

いろんな選択をする人がいる、せざるを得なかった人もいる。
小樽の雪景色が、2人の心
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.9


ずっと心の中に針が刺さってるみたいに、チクチクしたものを感じながら、でも目が離せなくて、吸い込まれるように観た。
最後の15分くらいからは、もう泣きながら観た。

なんだか脳がバグりそう、になった。
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5


漫画版で恐縮なんだけれど、少し前に久しぶりに目が腫れるくらい、ぼろっぼろ泣きながら読んだ。し、読み直してもまた泣いたよ。

生き抜いて、っていうメッセージがとても強く響いてくるし、
登場人物ひとりひ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


新海監督作品は相変わらず自然×ファンタジーの融合がすごいなあ。
加えて今回は、震災が扱われていたので、わたしの場合はそこで一気に現実に引き戻された感がある。

あのミミズが出て来た時になんとなく嫌は
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2


音楽についての話だし、耳が幸福のは勿論なんだけど、でも目がそれ以上に、呆気に取られるくらいに満たされた。作画すご過ぎるよ、、、彼らがジャズに打ち込む赤よりも熱い青と同じくらいのソレを感じた。

なん
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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.5


マーク・ラファロ、普通にカッコ良!自由な独身貴族って感じのダメな匂いがぷんぷんする系のカッコ良さっていうか。
事業やってるし、多分絶対お近づきになりたくなるけど、身内にいたらどうだろう的なやつ。
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


『幸せへのまわり道』ではあんなに柔和で優しいおじいちゃんだった彼が、見事に頑固な偏屈じじいになってた。
と、見せかけて、やっぱり彼はとても愛すべきおじいちゃんだった。

ソーニャや彼の父のエピソード
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9


寂しかったんだよねえ。それだけ愛情深い人だっていう証。あのお墓に語りかけるシーンとか色々たまらなくて、うるうるしちゃった。
こんなのどう考えたって、奥さんが邪魔して思い留まらせてくれたんだなって思っ
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アウトフィット(2022年製作の映画)

3.9


うわ〜めちゃくちゃ好みだった、、、!

危険な匂いぷんぷんの内容を想像していたから、それとは裏腹にスーツの仕立て方の工程について紳士的に語る冒頭にあれ、もしかして誠実に仕事について魅せるタイプのスト
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.7


おもしろかった!おもしろかったんだけど、、、
終盤、置いてきぼり食らった、、、いや、わたし全然まだ気持ち整理できてないんだけど?いやいやいや、、、そんな感じで来られても、って感情が相当迷子だよ。
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.6


ミリボビちゃん目当て〜。Netflixとの親和性良〜。

前半のキラッキラの物語の世界、すごく素敵だった〜。出来過ぎって感じでも溜め息出た。
結婚式のドレスも、真っ白フリフリじゃなくてベージュ?ゴー
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ローラとふたりの兄(2018年製作の映画)

3.7


ふふふ、って時々声が出ちゃうような、コミカルでチャーミングな映画だった!
それぞれに降ってくるいろいろな問題を、3きょうだいでなんやかんやバランスを取って乗り越えていく様子が愛おしい。

なんか、わ
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.7


ねええ、1961年の映画なのに、この全然色褪せることのないお洒落具合いはどうなってるの、、、??
冒頭のタロットカードのシーンから、モノクロに切り替わってもクレオのファッションから、部屋から、ブティ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5


日本版はどこが舞台になるのかなあって思ってたら京都!天橋立!良き!
何を隠そう、京都は大学に行きたかったくらい憧れの地なので、めっちゃテンション上がったんだけど、、、でもやっぱり、オリジナルのあの海
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8


わたしの中で、岩井俊二といえばノスタルジー、という単語が1番に浮かぶくらい、このセンチメンタルな感情の取り扱いが器用な方だと思っているのだけど、
今作でも、最近で言うところのエモい映像と繰り返し流れ
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.6


欲を言えばもう少しディティールの説明というか、整合性があるとよりスッと納得できた気がするけど、
紳士なヒュー・ジャックマンがもうめちゃくちゃ素敵だったのでもうそれだけで優勝。

過去に行って生活する
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.1


自分ひとりだけが主張する意見を持ってるとしたら、彼のように貫けるだろうか、、、わたしにはかなり自信がない。
空気を読んだり、無言の視線を感じたり、そういうのにきっと耐えられなくなってしまうと思う。ひ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1


なんて言っても、ジャケットの言葉にどうしようもなく惹かれてこの映画を観た。
わたしたちは救いあえるーって、なんだろうね、今のわたしに必要だったのかな。

冒頭の、藤沢さんの言葉がとてもとても染みて、
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恋は光(2022年製作の映画)

3.9


独特な喋り方をする西条くんと女の子たちに戸惑ったのは最初だけだった。よくこの世界観を保ったままゴールしてくれたなあと思う。

まず倉敷がとてもとても素敵。わたしの故郷は北国なので、なんかもう全然違く
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7


ゆるゆるした雰囲気だけど、人の生と死について扱っているので、例えば水たまりの中に沈澱する砂みたいに、表面は綺麗で明るく見えても底には沈む何かが確かにあるような、そんな重さも感じた。
それでもずしんと
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.9


もう、あらすじからしてヒヤヒヤが勝って笑えないんじゃないかと思ってたけど、そんなのただの杞憂だった!なにこれめっちゃ良!

最初萎えるくらいにまじでないと思ってたデューイがいつの間にかめちゃくちゃ良
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