OSHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.4

狂ってる。
意味不明すぎる。

意味不明なので映画の説明もできない。
とりあえず、
・近未来、人類から「痛み」が消える
・一部の芸術家は自身の体に新しい役に立たない臓器(腫瘍)を作りだすことに熱中する
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.5

頭が良くてまじめでちょっと変わり者の中年女性の役はサリー・ホーキンスさん(「シェイプ・オブ・ウォーター」「しあわせの絵の具」の人)一択みたいになってますね。

優秀なのに何をやってもうまくいかない主人
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.6

凄く良い話しだと思う。オチもよく効いている。だけど、私は好きになれなかった映画でした。

第二次世界大戦中、フランスに住むユダヤ人。
ナチス・ドイツがユダヤ人を大量虐殺していたなか、ペルシャ人と嘘をつ
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

4.1

なんで評判が悪い!?
普通に面白かったけど…
オープニングから良い感じだし、ストーリーそして映像も悪くない。伏線を張って回収しないとか、伏線を張らずに回収するというのも現在の映画のパターンだし…

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恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

3.7

近い将来にNHKでテレビ放送されると思うけど、恐竜の大迫力が見たくて、映画館で観る。

キーワードは、
・6600万年前
・隕石衝突
・ゴンドワナ大陸

恐竜以前に、現在の南極、アフリカ、南アメリカ、
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

ポスターの感じからサスペンスホラーだと思って観たら、韓国朝鮮の歴史ドラマだった。(サスペンス要素は有り)
期せずして私にとってはじめての韓国の時代劇になった。
そして、私は韓国朝鮮の歴史をほとんど知ら
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.3

アカデミー脚色賞を取った作品ということで鑑賞。
面白かった。

アメリカの白人は、
黒人は、貧乏で、教養がなくて、社会から差別され続けているもの。それにアルコール依存症だったり、麻薬中毒だったり、犯罪
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

3.3

ジャン=ピエール・ジュネ監督は、「アメリ」も「天才スピヴェット」も大好きだけど、本作はまったくハマらなかった。

ブラックすぎるおとぎ話。
セットや映像は凄く凝っている。

終盤になって、これは少女と
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

伝説のアニメ映画を初鑑賞。

「うる星やつら」+タイムリープもの
好きな人は好きかもだけど、2024年にこのパターンを見ても…

私がもし1984年当時にこの映画を観ていたら、大絶賛していたのか、それ
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シベリア超特急(1996年製作の映画)

2.9

ほぼ全編が寝台特急のシーン。走行中ずっと「ガタンゴトン」とあまり質の良くない線路の上を走るっている感じの音がしているのに、映像上、車輌はまったく揺れていない。
始めて映画を観る人でも、これはスタジオで
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

キアヌ・リーヴスのジョン・ウィックシリーズ4作目。
1作ずつ敵が増えている。殺し屋の掟も増えて、ストーリーは複雑化している。
それでも、何も考えずに観る映画かも…

Chapter1では愛犬の復讐だけ
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.6

くだらなすぎる。
でも、これはこれであり。面白かった。

1999年の終末に備え、結成された秘密結社。
2022年、結局、終末が来なかったということで解散。
ずっと修行しか知らない最強の男KAPPEI
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.1

邦題はちょっと残念だけど、なかなか骨太な作品でした。

ドイツは第二次世界大戦で敗れる。
デンマークはドイツの占領が終わる。
デンマークにはドイツ軍が残した地雷が220万程、残っていた。
その地雷処理
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.5

長野の山で、立春から1年、自然のものを食べ続けるツトム(沢田研二)の物語。

ストーリーがあまりない感じが良い。
個人的にはもっとストーリーがない方が良かったし、終盤で「死ぬ、死ぬ」と言い過ぎた点が気
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ホタル(2001年製作の映画)

3.7

熟年夫婦(高倉健、田中裕子)の夫婦愛の物語だと思っていたら、

どちらかと言うと、太平洋戦争、昭和、特攻隊…という映画でした。
「ホタル」というタイトルは、特攻隊で出撃し、(死んだあと)ホタルになって
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.3

面白かったと言うのが、ちょっと恥ずかしい映画なんだけど、私は凄く面白かった。

原作もテレビアニメも見たことがない。ストーリーもまったく知らない状態で鑑賞。

高校3年生、
勉強ができて、学級長の風太
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

過激で、チャレンジ精神溢れる映画だけど、私は好きでも嫌いでもなかった…というのが正直なところ。

3時間の映画、途中までは悪くなかったけど、終盤はクドくなってしまった印象。

50歳近くの被害妄想癖の
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.5

想像していた内容と違っていた。
上級国民のワガママなだけって感じがしたし、(ストーリーの本質ではないけど)FBIやマフィアまで登場してしまうところは違和感だった。

元天才建築家(ケイト・ブランシェッ
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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

2.8

よくある新人社員の奮闘記もの映画。
それ以上でも、それ以下でもない。

この手の映画は、その業界のウンチクをもっと入れないとダメ。遊園地なんだから、面白いウンチクがいっぱいあると思うけど…
それから、
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福田村事件(2023年製作の映画)

2.9

信者が多い映画なので、批判しずらいけど、私はいまいちな映画でした。

テーマはチャレンジなものだとは思うし、若い人のなかにはこうした事実があったことすら知らない人もいたかもだけど、
私は幼い頃、この辺
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悪魔の毒々モンスター東京へ行く(1988年製作の映画)

3.4

1980年代の超B級映画。
ここまで吹っ切れた超B級映画は久しぶりに観た。
爆笑できるシーンも何箇所かあった。

半分以上が東京のシーン。
東京タワー、歌舞伎座、新宿、浅草、ラジオ局、東京駅、築地、佃
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

キアヌ・リーヴスのジョン・ウィックシリーズ3作目。
相変わらず殺人しまくります。

馬や犬も戦闘に加わるし、ジョン・ウィックの異常なまでの打たれ強さも含めて、過去2作以上にマンガのようになっている。
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

何ヶ国語も巧みに操るくらい頭がよく、異常なレベルで体力があるのに、過去の記憶を完全に失った男(マッド・デイモン)

なぜか体内にカプセルが埋め込まれていて、そのカプセルを取り出すとスイスの銀行の貸し金
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.3

1985年8月12日に起きた日航機墜落事故をテーマにした映画。羽田空港発、伊丹空港行きの日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落。520人もの人たちが亡くなった。

このときの地元群馬の新聞記者たちの物語。
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

キアヌ・リーヴスによる伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」シリーズ2作目。

前半はある人物を殺し、その場から逃げ切ること、
後半はニューヨーク中の殺し屋に命を狙われること、
が目玉か、
アクションシーン
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.6

貧しい家庭の無口で変わった女の子のコットがひと夏の間、親戚の家に預けられる話し。

英語でもフランス語でもない言語、それと白夜ではないだろうけど、夏とはいえ明るいうちに寝るってかなり北の方だと思ってい
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.5

精神異常系ストップモーションアニメ。
そっち系のストップモーションアニメで有名な『JUNK HEAD』より動きは滑らかだし、セットも豪華だし、アニメのクオリティーとしては『JUNK HEAD』より数段
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

90歳と87歳の素敵すぎる夫婦のドキュメンタリー。

最初から最後まで全部素晴らしいドキュメンタリーだったけど、個人的には、
・孫がシルバニアファミリーの家が欲しいと言ったとき、プロの建築家のおじいさ
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.0

マジンガーZの格納庫をつくろう!

2003年、前田建設で、マジンガーZの格納庫を作るという想定で、プロの設計士たちが、設計図や予算までつくる。それをWEB上に公開するという目的のボランティア部署、フ
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.6

登場人物が狂ってる感じが良い。
人が何人も殺されるけど、全体的に明るいトーン、能天気な感じも悪くない。

カブトガニたちが放射能を浴びて、殺人カブトガニになった話し。

兄が保安官、車椅子の弟が学生の
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

超有名な映画だし、つまらない訳はないとは思っていたけど、思っていた以上に面白かった。
考えずに楽しめる映画。

伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。
最愛の女と結婚し、殺し屋をやめるも妻
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

裁判所は真実を明らかにする場所ではなく、
検察官は被疑者を有罪にする
弁護士は被疑者を無罪にする
ゲームでしかない。
私の感想はそれだけです。

フランスの雪山にある一軒家、人気作家の妻が取材していた
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

静かで、ゆっくりとした映画。

PMSの女(上白石萌音)
パニック障害の男(松村北斗)
2人を中心とした物語。

PMSもパニック障害も私はあまり知識はないけど、たぶん、かなりしっかり描いているのだろ
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

2.9

かつては人気のポルノ男優。
いまは落ちぶれ、口先だけのダメ男。
金も無くなり、ずっと別居していた妻のところに戻るも、妻も妻の母も冷たい。
その主人公が、大麻の売人で稼ぎ、ドーナツ店で働く少女に恋する物
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.6

アメリカ映画のこの手の理不尽なサスペンススリラー映画は大好物なんだけど、
たぶん私には、デヴィッド・フィンチャー監督の映画の作り方が合わないのでしょうね。

最近の映画はわかりやすく…というのが、1つ
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こいびとのみつけかた(2023年製作の映画)

4.3

世間の評判はいまいちかもだけど、やさしさが溢れている映画。私は好きでした。
ラストは平和な感じにまとめ過ぎだし、違和感も残るけど、ストーリー的には不自然じゃないし、これはこれであり。

自閉症とかアス
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