OSHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 53ページ目

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

2.9

小学2年の子がていねいに書いた作文のような映画。ちゃんと起承転結はできている。弱いけど登場人物のキャラも一応できている。

もし、私がうまれてはじめて見た映画がこのプペルなら、たぶん凄く感動していたと
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.9

将棋の映画、優男を主役にできる。
主役にはちょっとひ弱なイメージのあるイケメン俳優を映画の世界観を壊さずに使える。
イケマンが主役の方が観客動員数が増えやすい。
そういう意味で、将棋や囲碁の映画って割
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

2020年の№1映画、
2021年2月、ブームが収まりかけたときに見る。
なんとなくの大枠は知っているけど、詳細なストーリーはまったくしらないなかで鑑賞。

それでも、十二分に楽しめた。
決して名作で
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

現代社会は素直な人は生きづらい。
そのなかで斜め上をめざしていくのか、
それとも、今回の主人公のように、自分らしさは捨てて小さな幸せを求めていくのか…
そんなことを考えさせられました。

なにしろ役所
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.3

1999年、2005年、2019年と3部構成になっている映画。
全体として暴力シーンが多いものの、1999年と2005年はそれなりによくできている。面白い。

ただ2019年のシーンになってからはメロ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.9

過去のエヴァンゲリオンはまったく見ていない状態で観に行ったときのスコアです。

その後、過去の映画版エヴァンゲリオンを全部見たので、いま見たら違うスコアになるとは思うけど、ストーリーを知らない人がみた
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.7

是枝監督が世に知られるようになった映画。

2022年現在、日本で最高の監督が是枝監督だと思うけど、その是枝監督のなかでも、『誰も知らない』が(私的には)最高傑作。

最初から最後まで緊張のシーンの連
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奇跡(2011年製作の映画)

3.5

後半はロードムービーになっている。
ロードムービーにしたら大抵は面白く、そして、切ない印象の映画になるけど、この「奇跡」もそのとおりの流れだった。

樹木希林さんの孫で本木雅弘さんの娘の内田伽羅さんや
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真実(2019年製作の映画)

3.6

公開当時も気になっていたけど、フランス映画、カトリーヌドヌーヴ主演ということでちょっと堅苦しい気がして見てなかった。

是枝映画はフランス語でも是枝映画だった。
というか、これまでの是枝映画の集大成の
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.1

はじめて観たときは?が多かったけど、
その後、是枝監督の他の映画をみまくって、是枝監督の生涯のテーマが家族の嘘、親子の嘘であるとなんとなくわかって、2度目をみたら、すんなりストーリーが入ってきた。
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空気人形(2009年製作の映画)

3.4

是枝映画は、家族の嘘をテーマにしたものが多い。それが良い味を醸し出してきたけど、
「空気人形」は嘘が行き過ぎてるというか、ちょっとシュールすぎたかな。
残念。

ペ・ドゥナさんの裸体と演技力は魅力でし
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

感動は細部に宿る。
この映画の発想は好き。だけど、細部のストーリー、脚本がボロボロ。それを菅田将暉、高畑充希、小栗旬といった俳優の演技力でなんとかカバーしている。
細部はボロボロ、それでも好きなタイプ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

面白い映画!
でも、ストーリーは陳腐。これは70年前のゴジラ1作品目から(シン・ゴジラを除き)すべてのゴジラ映画がストーリーは大したことない。

ゴジラとキングコング、日米の二大スターが激突する。十二
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