小学2年の子がていねいに書いた作文のような映画。ちゃんと起承転結はできている。弱いけど登場人物のキャラも一応できている。
もし、私がうまれてはじめて見た映画がこのプペルなら、たぶん凄く感動していたと思う。だけど、これまで千本近く、映画を見ている私からしたら、ひねりが無さすぎの映画でしかない。
良い映画は起承転結が複雑に絡み合ってるものだし、人間は良い人と悪い人の2種類の人がいるのではなく、その中間みたいなところでみんな生きている。そのへんまで描いて欲しかった。
絵はきれいだけど、その分、中身のなさが際立った。