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レッド・ロケットのOSHOのレビュー・感想・評価

レッド・ロケット(2021年製作の映画)
2.9
かつては人気のポルノ男優。
いまは落ちぶれ、口先だけのダメ男。
金も無くなり、ずっと別居していた妻のところに戻るも、妻も妻の母も冷たい。
その主人公が、大麻の売人で稼ぎ、ドーナツ店で働く少女に恋する物語。

最初から最後まで、改心することもなく首尾一貫してダメ男という意味では、それなりに面白かったけど、
個人的には、主人公にはまったく共感できなかった。
ドーナツ店で働く少女は17歳の女子高生だし、40代の主人公が17歳の女子高生に恋するのも気持ち悪かった。17歳の女子高生も大概な女だったけど…

何回かトランプ大統領候補(2016年当時)が出てくる。
大都会で華々しく活躍している人より、こういう田舎に住むダメ人間が、アメリカ人のリアルな姿だし、今はアメリカではマジョリティなんだよ(そして、そういう人たちに支持されているからトランプさんは強いんだよ)…というメッセージなのかと思った。

※映画は芸術作品だと考えるし、否定する気はないけど、先日観た「哀れなるものたち」もそうだし、男性器の露出はOKになってるの?
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