原題邦訳「テルエルの恋人たち」。ソフト化が望まれ続けている史上最高の暗黒バレエ映画。主演は「赤い靴」(1948)で助演したフランスを代表するバレリーナ、リュドミラ・チェリナ。監督は「サレムの魔女」(1>>続きを読む
傑作「ヴァンピロス・レスポス」のジェス・フランコ監督&ソリダッド・ミランダのコンビが、同時期に並行して撮影したエロティック復讐劇。オシャレな劇判も同作と同じマンフレッド・ヒュブラー&ジークフリード・ヒ>>続きを読む
「スタートレック」(1966~)等のSF作品に影響を与えたとされるチェコスロヴァキアの本格SF映画。チェコ・ヌーヴェルヴァーグ幕開けの1963年制作。原作は「惑星ソラリス」なで知られるSF文学の巨匠ス>>続きを読む
“エホバの証人”の信徒カップルなど4組の運命を描くヒューマン群像劇。監督はカナダのMVテレビ畑出身のダニエル・グルー。原題「MIRACULUM(奇跡)」。
4組の人々の物語を時系列を組み替えて進行す>>続きを読む
「赤い影」(1973)に一年先駆けてヴェネツィアが舞台の少女&殺人を描いた、ジャッロの隠れた名作。モリコーネによる児童合唱の劇伴も有名。原題は「Chi l'ha vista morire?(彼女が死ぬ>>続きを読む
フリッツ・ラング監督が「史上最高のエロティック・スリラー」と称賛した一本。鬼才ジェス・フランコ監督が自身のベスト作とする耽美アート作品。原題は「Necronomicon - Geträumte Sün>>続きを読む
白黒はよりゴジラが恐く感じられメインテーマ曲も似合っていた。個人的には前半~中盤を白黒で、終盤をカラーで観るのが好み。
ポリス・カーロフ演ずるマッド・サイエンティストが死者との交信を試みるカルト・ホラー。監督は「十字砲火」(1947)のエドワード・ドミトリク。
アメリカ北東沿岸のニューイングランド。脳波研究の権威ブレ>>続きを読む
蛇女の秀逸な造形メイクが有名な英ハマープロの怪奇映画。監督は「吸血ゾンビ」(1966)のジョン・ギリング。
イギリスの田舎村。ある屋敷の当主が突然苦しみだし顔をドス黒く変色させて急死する。数日後、主>>続きを読む
トリュフォー監督がヒッチコック監督をオマージュしたとされるサスペンス。音楽バーナード・ハーマン。原作は「裏窓」などの米サスペンス作家コーネル・ウールリッチ。
南フランスの大きなマンション。パーティー>>続きを読む
「東風」(1969)「豚小屋」(1969)のアンヌ・ヴィアゼムスキーが同年に主演した近未来ディストピア映画。監督はイタリアの鬼才マルコ・フェレーリ。題名の意味は「人類の種子」。
ドライブ中の若いカッ>>続きを読む
スペインのジェス・フランコ監督による初期ゴシック猟奇ホラー4部作の4本目。監督の最初期代表作と評される一本。脚本は「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」(1972)のジャン=クロード・カリエール。原題は「M>>続きを読む
邦題「悲しい奴」
※Filmarksに二重登録されています
スペインのジェス・フランコ監督による初期ゴシック猟奇ホラー4部作の3本目。原題は「EL SECRETO DEL DOCTOR ORLOFF(オルロフ博士の秘密)」。
ロボット工学の権威であるオルロフ>>続きを読む
フランスで初めて作られた吸血鬼映画。ユーロ・トラッシュホラー界の大家ジャン・ローラン監督の長編デビュー作。前編と後編の二部構成による前衛的ゴシックホラー。監督唯一のモノクロ作品。
【前編】「The >>続きを読む
「顔のない眼」(1959)のジョルジュ・フランジュ監督による、連続犯罪活劇「JUDEX」(1916:ルイ・フィヤード監督)のリメイク。後のユーロ・ホラー監督たちのバイブル的な一本。「ジュデックス」は“>>続きを読む
フェリーニ監督「道」(1954)の見世物小屋版と評される異色の人間ドラマ。「最後の晩餐」(1973)などで知られるイタリアの鬼才マルコ・フェレーリ監督が実話に着想を得て制作。
インチキ見世物で暮らす>>続きを読む
「進化論は聖書への冒涜」としてアメリカ南部で実際に起きた通称“モンキー裁判”を映画化。監督は「ニュールンベルグ裁判」(1961)「招かれざる客」(1967)のスタンリー・クレイマー。主演はスペンサー・>>続きを読む
ユーロ・トラッシュ映画界でカルト化しているフランスの吸血ホラー監督ジャン・ローラン。その作品群の中でも日本での人気が高い低予算アート・ホラー。原題は「LES DEMONIAQUES(悪魔主義者たち)」>>続きを読む
ユーロ・トラッシュ映画の雄、ジェス・フランコ監督が初期に手掛けたゴシック猟奇ホラーの2本目。原作・脚本もフランコ監督。英題「The Sadistic Baron Von Klaus(サディスティック男>>続きを読む
初期のフリッツ・ラング監督が後の公私パートナーとなるテア・フォン・ハルボウと初めて出会い共同脚本を手掛けた寓話的メロドラマ。「ドクトル・マブゼ」(1922)主演など後に常連役者となるルドルフ・クライン>>続きを読む
※本作のリメイク元「インドの墓」がFilmarks未掲載なのでここでメモしておく。本作のレビューは「大いなる神秘/王城の掟」の頁にて。
■「THE INDIAN TOMB(インドの墓)」(1921)>>続きを読む
ラング監督が「マブゼ博士の遺言」(1932)の直後に亡命して以来、26年ぶりにドイツで制作した前後編カラーの冒険大作。新人時代のラングが前妻で脚本家のテア・フォン・ハルボウと共同脚本を書いた「THE >>続きを読む
「魔人ドラキュラ」(1931)のベラ・ルゴシがマッド・ドクターを演じたイギリス製ホラー。原作は同国の人気スリラー作家エドガー・ウォーレスの同名小説(1924)。イギリスで初めて15歳以下入場不可とされ>>続きを読む
往年のハリウッド大物女優キャロル・ベイカーがイタリアで初主演したエロティック・スリラー。本作の大ヒットがジャッロ映画ブームを呼び起こしたとされる先駆的重要作。音楽ノラ・オルランディ。
アメリカの大富>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今もカリスマ的人気が絶えないキエシロフスキ監督の遺作。
同監督の「デカローグ」(1988)を観たので、内容が思い出せない本作を観直した。終盤のニュース映像のシーンだけ覚えていた。
覗き見が趣味の郵>>続きを読む
キェシロフスキ監督&脚本による各1時間×10話(1話完結型)のテレビドラマ。うち2本を前年に劇場公開用に再構築して発表し、5話がカンヌ国際映画祭審査員賞、6話がサン・セバスティアン国際映画祭審査員賞を>>続きを読む
ユーロ・トラッシュ映画の雄、ジェス・フランコ監督が初めて世界に知られた初期出世作。フランス×スペイン製ゴシック猟奇ホラー。原題は「The Awful Dr. Orlof(恐怖のオルロフ博士)」。原作・>>続きを読む
現代フランス幻想映画の旗手の1人、ヤン・ゴンザレス監督の過激な幻想恋愛映画。ユーロライブにてジャン・ローラン監督「The Iron Rose(鉄の薔薇)」と二本立て特集上映。カンヌ国際映画祭クイア・パ>>続きを読む
ヴァチカンのローマ教皇に仕え、生涯で数万回の悪魔払いを行った実在のエクソシスト、アモルト神父の回顧録を映画化。
1987年。ローマ教皇は直属のチーフ・エクソシストであるアモルト神父(ラッセル・クロウ>>続きを読む
バチカン・ローマ教皇庁の正式な職業であるエクソシスト(悪魔祓い)の全貌を、実在の神父の証言を基に映画化。”ザ・ライト”とは”儀式”の意味。原作は米ジャーナリスト、マット・バグリオのベストセラー『儀式:>>続きを読む
ユーロ・トラッシュ映画界においてスペインのジェス・フランコ監督と並んでカルト化しているフランスの吸血ホラー監督ジャン・ローラン。その作品群の中で最も詩的と評される初期の幻想恋愛映画。邦題は「鉄の薔薇」>>続きを読む
「スパズモ」(1974)のウンベルト・レンツィ監督が往年のハリウッド大物女優キャロル・ベイカー主演で制作したジャッロ三部作の第二作。音楽リズ・オルトラーニ。
ジャン(ジャン=ルイ・トランティニャン)>>続きを読む
ヨーロッパ・ホラー史上に名を残す耽美吸血鬼映画。スペインの異才ジェス・フランコ監督の初期代表作。主演は早逝した伝説女優ソルダード・ミランダ。原題は「Vampyros Lesbos(レズビアン吸血鬼)」>>続きを読む